東京都生活文化スポーツ局都民安全推進部の方をお迎えし、防犯教室を行いました。「被害者にならない、加害者にならない」をテーマに、SNSの使い方を学びました。講演では、軽い気持ちで書いた悪口が相手にとってはミサイルのように強く届き、深く傷つけてしまうことがあることを学びました。また、一度書き込んだ内容は証拠として残るため、意図せず加害者になってしまう危険があること、誹謗中傷によって命を落としてしまうような深刻な被害が起きることもあるというお話を伺いました。さらに、SNS上で誰かが悪口を書き込んだ際に、それを見ている「傍観者」が果たす役割についても考えました。「敵なのか、味方なのか」という問いかけを通して、真剣に話し合う様子が見られました。講演の最後には、「闇バイト」に関する動画も視聴し、甘い誘いの危険性や、自分も巻き込まれてしまう可能性、そしてもしそのような状況になってしまったらどう行動すべきかについても考える機会となりました。スマートフォンは便利である一方で、自己責任のもとに使用するものです。法律やマナーはもちろん、家族で決めたルールなど身近な約束も大切にしながら安全に使用してほしいと思います。