2学年AB組 生命科〈命の尊厳〉

2020/11/19

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2年生の生命科では命の尊厳について扱っています。前回から2週にわたり、通常の8~10倍の速度で老化する難病・プロジェリアに冒されたアシュリー・ヘギさんの映像を視聴しました。短い命を刻みながらその運命と向き合うアシュリーさんとその家族・友人との関わりを通して、生きる意味、彼女の残された命の中で見つけた使命についても考えました。同じ年頃のアシュリーさんの言葉は現在中2である生徒たちの心に響いたようです。

 

以下生徒の感想です。

「飼っているハムスターが下半身まひになり、安楽死を勧められたが『命があるんだから生きていていいでしょ』というアシュリーの言葉は、自分の命が長くないことをわかっているからこその言葉だと思った。」

「アシュリーの強く生きる姿に感動しました。人の10倍もの速さで日々を精一杯に最大限に生きていて本当にかっこよかったです。命に向き合う姿から命の重さを感じました。」

「アシュリーは自分の人生はいつ終わるのかではなく、1日1日を生きていくことが大切だと思っていると思う。私もアシュリーのように前向きに物事をとらえられるようになりたい。私と同じくらいの年なのに、そこまで人生について考えられるのはすごいと思った。」

「アシュリーにとって命は自分であって、生きている、ということだと思います。」