生命科「命の尊厳」について考える授業 2年生

2022/01/25

3学期の生命科では命の尊厳のまとめとして、前回から2回続きで800万人に一人の割合で生まれるプロジェリアという病気で生まれたアシュリー・ヘギさんの映像を観ました。プロジェリアは人の10倍近い速さで年をとる難病。映像では11~14歳の彼女の生活を追います。平均寿命が13歳と言われるプロジェリアのアシュリーさん家族、友人との関わりを通して命について考えました。

以下、生徒の感想です。

アシュリーは命をとても大切なものとして考えていたと思います。飼っていたハムスターの安楽死を認めなかったのは命ある限り生き続けて欲しいと思ったからだと思う。また同じプロジェリア患者のタケットくんは夢を追い続け、自分の命が短いことも分かっていても笑顔でアシュリーと話しているのは命を大切にしてるからだと思った。アシュリーから命の大切さや私たちの生活の幸せを感じることができたので、「ありがとう」を贈りたいです。

 

タケット君はアシュリーにとってとても大切な存在だった。同じ病気を背負って生きることにお互い強い友情を持っていたと思う。タケット君が亡くなった後、自分の命も長くないことを考えながらも前向きに生き続けるのはすごいと思った。また「人生はどう生きるかで長さではない」という言葉から残された時間を大切に過ごそうとしていることがわかった。自分と同じ歳で人のために何かしようとする行動力と優しさにもアシュリーの人柄が表れていると思った。