ダンス教室は、小学校1年から6年の女子を対象としたプログラムです。音楽やリズムに乗って体を動かし、風や水、植物、動物など、身近な自然を体で表現する喜びを体感しながら、筋力や柔軟性といった基礎体力を養うことを目的に活動しています。年度末には、1年間の学びの成果を披露するダンス発表会を開催しており、今年も多くの友だちやご家族が応援に来てくださいました。今回は、『タオル体操』と『ずっと ずっと えがお』の2作品を発表しました。
『タオル体操』は、ダンス教室で日頃から行っている準備運動のひとつで、首や背中、肩甲骨等の筋をほぐし、関節の可動域を広げるのに効果的な体操です。タオルを持つことで、体の部位を意識しやすくなり、体側の伸展や腰の捻転時には、体をしっかりと固定することができるのでストレッチ効果が高まります。舞台では、リズムに乗って、伸ばすところ曲げるところを意識して行うことができました。
『ずっと ずっと えがお』は、笑顔と絆がテーマのアップテンポなダンスです。友だちと踊る楽しさを感じることができるように、集団やペアで手を取り合ったり、顔を合わせて微笑みあったりする場面がたくさん盛り込まれています。子どもたちは、可愛らしいチャイナ服と髪を飾るリボンの衣装が気に入り、舞台を心待ちにしていました。こうした気持ちを引き出すことは、子どもたちの情操を育てる上でとても大切なことだと感じます。本番の雰囲気にのまれることなく、どの子も最高の笑顔で踊ることができました。会場も、たくさんの笑顔と拍手でいっぱいになりました。
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