武蔵野東学園広報 第48号    平成28年(2016年)9月30日発行

 『東だより』トップページへ    学園トップページへ

高等専修学校

  スポーツ大会でギネスへの挑戦 
 6月4日(土)武蔵野市総合体育館メインアリーナにおいてスポーツ大会が行われました。今年のスポーツ大会では、創立30周年を記念して「世界最大の折り紙教室」のギネス記録に挑戦をしました。実は、創立20周年に「巨大あみだくじ」でギネスに挑戦をしましたが、残念ながら世界的なものではないという理由から認定されず失敗に終わっていました。今回のギネスへの挑戦は、過去のギネス記録の中から取り組めるものをリサーチし、その中から「世界最大の折り紙教室」を選びました。
 午後の部、プログラム一番の応援合戦の前に、記念イベント 「世界最大の折り紙教室」のギネス記録への挑戦が始まりました。これまでの記録は2013年のオーストラリア・クイーンズランド州にあるコリンダ高校が達成した381人。日本折紙協会の藤本祐子さんら3人の講師が折り方の指導にあたり、生徒、保護者、教員、卒業生、総勢574人が同時に「帆掛け船」、「羽ばたく鳥」、「スマイル飛行機」の3点を制作し、最後に全員で飛行機を一斉に飛ばして記録達成を祈りました。
 ギネス申請にあたり、証人としてNPO高等専修教育支援協会理事長 堀居英治様、京都大学大学院工学研究科助手 野島武敏様にご協力いただきました。また、監視員、タイムキーパー、クリッカーには、後援会役員の保護者、卒業生、卒業生の保護者の方々と多くの皆様にご協力をいただきました。さらに、このユニークな企画に興味を持っていただいた読売新聞社、専門学校新聞社、武蔵野三鷹ケーブルテレビに取材をしていただき、イベントの様子を大きく取り上げていただきました。
 既にギネスレコードへの申請は終えておりますが、認定されるか否かについては時間を要するところであり、現在もその結果を待っているところです。「世界最大の折り紙教室」のギネス記録に挑戦したことは、参加した574名の心を一つにして、楽しいひと時を過ごすことができたことは間違いなく、競技、応援合戦も含めて、30周年にふさわしい思い出に残るスポーツ大会となりました。

お二人の証人同席のもと(左側)
      藤本講師(右側)による折り紙教室スタート

スマイル飛行機の完成

 創立30周年ロゴマーク

 全校生徒に30周年記念ロゴマークのデザインを募集しました。応募総数98点の中から、見事3A組の沓澤 惇之祐君の作品に決定しました。紫色をベースに30という数字をキャラクター化した愛らしいマークは、本校にピッタリです。今後は記念バッチや紫峰祭ポスター等、いろいろな所で使用される予定です。

 文部科学省委託事業採択

 平成28年度「成長分野等における中核的専門人材養成等の戦略的推進」事業について、本校より「混合教育(インクルーシブ教育)の教育効果の実証と普及・啓発及び発達障害のある生徒等、特別に配慮が必要な生徒が学ぶための教育カリキュラム等の開発・実証事業」と「発達障害のある生徒など特別に配慮が必要な生徒の就労支援及び卒業後の定着・フォロー支援の普及事業」の2事業を提案し、採択されました。共に昨年度からの継続事業として取り組んでいるところです。事業のまとめとして、「混合教育(インクルーシブ教育)30年間の実践記録」や「就労支援及び定着フォロー支援の事例集」等成果物として完成させ、広く全国の高等専修学校、高等学校をはじめとする後期中等教育機関に普及することを主旨に取り組んでいく予定です。

 次のページへ(教育センター)