武蔵野東学園広報 第45号    平成27年(2015年)3月9日発行

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教育センター

 保護者勉強会

 4月18日、9月18日、12月4日に保護者勉強会を実施しました。4月は、年度の初めということで長内所長より「教育センターの療育について」、本年度の取り組みや私たちの療育の土台である武蔵野東学園の教育について話がありました。その次の「生活の中で育てよう、ことば・コミュニケーション」では、事例を基に家庭で実践できる言語指導の方法について発表しました。9月は、体育教室で取り組んでいる「縄跳び・ボルダリング・ストレッチポール」を体験しながら学ぶ機会としました。12月は「幼児の就学に向けて家庭でできる支援」について、基本的生活習慣を中心にセンターでの取り組みを紹介しました。次に「発達検査の結果の活かし方」ということでWISC-Ⅳの結果から、どのような支援方法が必要かを実際に考えてもらうことで、療育のねらいや効果をより深く理解できたのではないかと思います。参加者からは「学園の理念と実践の素晴らしさを感じさせていただき、受講させていただいて本当によかったと実感いたしました」「家庭生活を大切にすることが就学に向けての具体的な取り組みになるとわかりました」「得意をいかして苦手を補っていくことを実践していきたい」などの多くの感想をいただきました。

           
 ファミリーデイ   

 秋晴れの下、10月12日(日)に都立小金井公園にてファミリーデイが行われました。 幼児から中学生まで59組182名が参加しました。幼児は、親子合同のミニ運動会を楽しんだ後、凧を製作して広い公園の中で飛ばして遊びました。小学生は、武蔵野の豊かな自然を満喫しながら遊歩道を通って公園までハイキングしました。1~3年生が3km、4年生以上は5kmの道のりを歩きました。木々の様子に目を留めたり、家族同士のふれあいを楽しんだりしながら元気に歩ききることができました。食後に行われたレクリエーション大会も、親子で協力しながら楽しい時間を過ごすことができました。

 季節特別プログラム(サマー)

 季節特別プログラムは、遠方の方が受講しやすいようにと企画されたプログラムということもあり、今回も中国や台湾、ドイツ、フランス、国内では岩手、宮城、愛知などの方々が参加されました。プログラムは、8月2日~6日(第1回)、8月10日~14日(第2回)の日程で、受講者138組を迎えて実施しました。幼児は、製作として紙皿のフリスビーを作り、それを使って楽しく遊んだり、認知課題に取り組みました。小学1年生から4年生までは、手紙を題材にして文章や宛名の書き方を学び、保護者や先生たちと手紙のやり取りを楽しみました。また手紙の仕分け、配達などの郵便屋さんの疑似体験も行いました。小5・6年生は『話し合うために大切な言葉』というテーマで学習しました。レクリエーションの内容などについて、友だちと話し合う機会を設けました。自分の意見を言う時には、必ず理由を添えて話すということをポイントにおいて指導しました。中学生は『料理』を題材にして、国語ではレシピの読み取り、数学では数量・分量の学習などに取り組みました。また、ステンドグラスの製作などを行いました。参加者からは「五感をフルに使った体験が、次につながるように家庭でも導いていきます」「どの先生からも熱心な指導、褒めていただけること、親子共々希望を持たせていただけることに感謝しています」「東学園OBの保護者の方の話を聞いて、まだまだ頑張らないといけないと、さらにパワーをもらえました」などの感想をいただきました。

       

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