北海道修学学習 2019

 

北海道学習を終えて

 5月13日から17日の5日間、私は北海道に行ってきた。そして北海道の歴史や酪農のことについて学んだ。北海道は東京と違って涼しく自然が豊な場所だった。昔の日本人は北海道で生活をするために開拓をしていった。
 酪農体験では、人々が生きていくために命をいただいているということを学んだ。人は生きていくために生き物の命をいただいている。「いただきます。」にはいただく命に感謝をするという意味がこめられていた。
 また、自分の保護者、先生方、旅行会社の方々、それにバスのガイドさんなど、多くの人たちが自分達のために色々準備をしてくれたことにあらためて気づかされた。感謝をしたいと思った。
 この北海道学習ではチームワークや気遣いが必要になることが多かった。社会人になると更に気を遣う機会が増えてくるので、もう少し自分はそこを重点的にやっていこうと思っている。自分は多くの人に支えられて生きているので、そのことに感謝したい。

北海道学習で学んだこと。

 北海道学習では、沢山のあたりまえだけどあたりまえじゃない事、大切にする心、感謝について学ぶ事ができました。
 酪農体験では、牛について教えてもらいました。牛は産まれた後、どのようにして食卓に並ぶのかは知っていましたが、実際に乳搾りやブラッシングなどをして、牛の温かさに触れてみた時、命とは何か、食べ物の本当の意味を知れたと思います。ずっと草をおいしそうに食べて生きようとしている牛達を見て、自分の命を支えてくれていたのだなと、心の底からありがとうと思えました。
 牛の出産を見て、なんだか申し訳なくなってしまいました。今まで、私が生きる為にもらってきた生き物の命の分まで、頑張って生きていこうと思いました。

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北海道学習を終えて

 私はこの北海道学習という4泊5日の中で新たに学んだ、発見したということは少なかったと思っています。新たにというよりかは、今まで考えていたこと、感じたことをよりはっきりとさせる裏付けのような情報を改めて見つけた。そんな感じのもののほうが多かったと記憶しています。
 北海道学習のまとめとして書いていくとなると、4日目のキャンプファイヤー時に班長として話したものと重なってしまいますが、あの時話したことが自分の考えなのは変わらないので補足しつつ書いていこうと思います。
 食を通して学んだ、そうキャンプファイヤーの時に私は言いました。己の見てきた世界とは違う、外側の世界のようなものを食を通して見た気がしたからそういった発言に至りました。自分の知っている、見たことあるものだけの世界を内側の世界とするなら、知らないものだらけの世界は外側の世界。北海道に居たのは4泊5日、実質4日位の短い間でしたが、その間の食事で私は知らないものとたくさん触れ合っていました。洋食のフルコースも、ジンギスカンも、市場の海鮮もカニも、私にはどれも初めてでした。
 以前から自分の生活の範囲の小ささというのは感じていました。知らない料理を出された時、周りが食べ出しても私1人なかなか手を付けられず遅れてしまったことが北海道学習の中で何度もありました。周りは知っていて、食べ方を分かっている、知らなくとも食べようとすぐ行動できる。本当はどうだか分からないですが、自分の知る世界の広さ、大きさの差というものは感じられます。この自分と他人の世界の差というものがはっきりしてから、私はその食の周りにも注意して見てみよう、そう考えました。

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北海道学習

 今回の北海道学習は、私にとって今まで学校生活を送ってきた中で最高の思い出、忘れたくない思い出になりました。そう感じる理由は、3つあります。
 まず1つ目は、酪農を通して学んだ事です。私は中学の頃、給食で毎日のように牛乳を捨てていました。お腹が痛くなるし、臭いが好きでなかったからです。けれど、今回行った酪農体験で、実際に大きな牛を相手にエサをあげたり、放牧している広場に行ったりした事で、こんなに沢山いる牛を毎日相手にするなんて、大変なんだろうな・・・と感じました。普段何気なく口にしている牛乳や乳製品の裏では、こんなにも手間が掛かっているんだなと実感しました。牧場で働く人や、牛の命に対して、感謝をしなければいけないと思います。酪農体験は、貴重な体験だったと思います。
 2つ目は、3日目の自由行動の時のことです。私の班(女子班)は二条市場に行く事になっていて、事前に私が店の案を出し、私が調べておく流れになりました。道のりや値段はしっかり調べたので、時間通りに順調に進んでいましたが、いざお店に着いてみると、なんとその日は定休日だったのです。幸いにも二条市場内の別の海鮮の店に14人で入れる事が出来たので最悪な事にはならず、美味しく、楽しく過ごせました。同時に、自分の詰めの甘さも痛感し申し訳ない気持ちにもなりました。何事も、最終確認は大切だと思うので、今後はこの様なことを繰り返さないようにします。
 3つ目は、バディとの事です。彼女とは1年生の林間からバディとして仲良くしていますが、実は1年生研修の時から生活班が一緒でした。1年生の時の彼女は、発する言葉が少なく、私が聞き取れない時がありました。しかし今は、お互いが理解し、彼女も自分がしたいことをしっかり伝えてくれるようになりました。みんなとも一緒に行動できるようになり、本当に成長したな、変わったな・・・と一緒にいて感じました。そして、一緒に過ごせて本当に楽しかったです。彼女の笑顔にはとても元気付けられました。そのように成長した彼女ですが、果たして私はどうなのか?と思います。先生がキャンプファイヤーで話していた「バディに成長を抜かされていないか?」という、自分に矢印を向けて考えるという言葉が、私の中でどうなのだろう・・・と思ったことがあります。出来る様になった事、課題としてある事、それぞれありますが、私は出来る様になった事以上に、課題がまだまだあります。今でも周りを見て、即座に判断して考えて行動することは、大の苦手です。ですが、苦手なことは克服するべきだと思います。彼女は、何事も努力して苦手を克服して成長してきたのです。私も彼女に負けない様に、
苦手を克服していきます。
 最後に色々な事があった北海道学習ですが、友達と楽しく充実した時間を過ごせた事、学んだ事は、人生の財産として忘れない様にしていきたいと思います。

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