HAWAII 学習 2014

 

 5月10日から15日の4泊6日のハワイ学習では、異文化の中から多くのことを学びました。
 ハワイ語には、後ろ向きでネガティブな言葉がなくて、どの言葉も前向きでポジティブで、とても素敵な意味が込められています。「アロハ」は、あいさつとして有名ですが、意味として、「私はあなたのことを愛しています(尊敬しています)。」という思いがあるそうです。また、「さようなら」というハワイ語はなく、別れの言葉は「アフイホウ」、またね、という言葉を使うことも知りました。私は、そのような前向きな考え方で、優しい思いが込められているハワイ語は、とても素晴らしい文化の一つだと思いました。
 最も印象深く、忘れられないこと、それは、パールハーバーです。戦争について、私たちの祖先について、特攻隊員について、わかっていたつもりでしたが、実際の戦艦などを見ると、ものすごい衝撃を受けました。戦闘機が戦艦ミズーリーにぶつかって、へこんだ跡が残っており、ドラマや、映画でしか見たことがなかったものが、現実として、目の前にありました。戦艦ミズーリーは横幅30メートル以上あり、その全長は270メートルもあります。さらには、何門もの大砲もある。そんな、とてつもない大きさの戦艦にぶつかりに行った特攻隊員は私と年の差があまりない青年でした。彼は、その時、何を思ったのだろうか・・・。日本の平和? 家族? それとも無心だったのか。恐怖で逃げ出したくなったのか・・・。いくら考えても、わかりません。ただ、大切な人を守りたい、そういう思いを強く感じました。
 そんな人たちと比べて、今の私はどうなのだろうか。そう考えた時、私は大切な人を守るどころか、傷つけてしまっているのでは、と気がつきました。そこから大切な人を守れるようになりたいと強く思うようになりました。
 他にも、色々なことを見聞し、多くのことを感じ考えたことはたくさんあります。学んだこと、今の気持ちを忘れないように胸に刻み、今後の人生の糧にしていきます。

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 今回、学んだ点は大きく分けて二つ。
 一つ目は、貧富の差。ホテルがたくさんあり、ビーチがあって、海がとてもキレイ。売っているものも日本にないものや、ブレスレットなんて一つ150ドルなんてものもあった。「キラキラしている所だな」と思っていたが、街中を歩いているときに、地面で寝ている人がいた。その人は、着ているものはボロボロで、とても汚い。そして、頭の所には犬のご飯入れのようなものに、水と生のニンジンが入っていた。見た時、・・・犬と同じじゃないかと思ってしまった。同じ人であるのに、人ではない。ショックだった。その他でも同じような人は多かった。道歩く人々を憎たらしく見ているようで、手元には、英語で「I'm hungry」と書いてあった。
 ハワイはキレイな所がある。・・・しかし、反対に暗く重い世界があるということを知った。貧富の差は、想像以上に大きかった。
 二つ目は、バディの事。とにかくバディである○○のハワイでの思い出が、「楽しかった!」と心から言えるように・・・。それだけを考えていた。今回のハワイ学習で、これまで以上に○○のことを分かった、知った気がする。そして、絆が強くなった気がしている。
 ハワイ学習が終わった今、○○は楽しかったと心の中で思ってくれていると信じたい。

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 4泊6日、楽しい思い出が作れたハワイ学習でした。
 初日、ハワイに到着し飛行機から降りての入国審査では、自分の英語が伝わるかどうか、バディの○○と一緒に行って審査を通過できるのか、とても不安でしたが無事入国することができホッとしました。
 買い物でも、話すだけではなく、お金の支払いでも苦労してしまい、コインが増える一方でした。担当の先生からコインの使い方についてアドバイスをいただき、バディの○○にも教えてあげることができました。○○も一人で買い物ができるようになってくれて、感動しました。
 毎日毎日が夢のようで、本当に楽しく、ワイキキビーチの海水浴でもサーフボードに乗ることができました。ハワイでの生活は、日本での生活とは違って、ゆったりとした時間が流れているかのようでした。このような経験をさせてくれた親に感謝です。将来、家族で行ければいいなと思いましたし、○○とも機会があれば行ってみたいと思いました。

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 今回のハワイ学習では、様々な角度から色々な見方で学ぶことができたように思う。
 その中でも一つは、ハワイの文化である。ハワイの観光名所を巡り、またガイドさんの話を聞き、ハワイの人々がのどかでとても温かく、歴史や文化を大切にしていることがわかった。また、ハワイの言葉は独特で一つ一つに意味や歴史があることを知り、言葉の中にもハワイの人々の気遣いや温かさがあった。また、日本とハワイの歴史を考えてみるとあの戦争があったにもかかわらず、私たち日本人をここまで温かく迎えてくれる、受け入れてくれるのはなぜなのだろうという疑問も正直あるのだが・・・。
 次にバディとの関係だ。私は今回、バディが楽しめるように、よい思い出をもち帰れるようにと、ハワイ学習に臨んだ。しかし、生活班では上手くいかないことがあったり、自分の至らなさにイライラしたりしてしまって、バディの友達に迷惑をかけてしまったように思う。でも、最終日に「何が楽しかった?」と聞くと「私と一緒に買い物をしたこと」と答えてくれた。私はそれを聞き、心から嬉しいと思った。ハワイ学習だけでなく、これからもバディとしてよい関係を築いていきたいと心から思った。
 今回のハワイ学習では、私にとって身になることをたくさん学ぶことができた。そして、楽しむことができ、最高の思い出となった。

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