武蔵野東学園広報 第49号    平成29年(2017年)3月9日発行

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中学校

 「東中サイエンスラボ」
 

 理科好きな生徒のために学校外の大学や研究所と提携して行う、「東中サイエンスラボ」を希望者を募って実施しています。
 第1回は12/14、法政大学生命科学部 佐野俊夫教授による出前授業『最新の植物医科学を研究者から学ぶ』、という内容で実施しました。植物の病気を専門にされている先生で、生徒は各自、ハマナスのさび病、エノキのうどんこ病の菌の様子を、顕微鏡の倍率を変えながらスケッチし、また植物の病気の予防のための農薬の使用などについても学びました。
 第2回は3/4、公益財団法人園芸植物育種研究所(松戸市)を訪問し、『おいしい野菜・果物の育種を研究所で学ぶ』という内容で施設の見学のほか、研究員の石川先生のご指導により、実験室でDNAの抽出実験を行いました。
 このほか12/9には国立天文台の観望会へ参加、天文台の望遠鏡でアンドロメダ座の二重星「アルマク」を見ました。研究者の方から「実は三重連星」だとお話を伺って、生徒たちはびっくり。さらに月のクレーターの様子も見ることができました。
 春休み中には「テクノロジー探検隊」で外部の施設見学を企画しています。

 毎日カップ
    体力つくりコンテスト優良賞 

 第30回毎日カップ「中学校体力つくりコンテスト」(主催:毎日新聞社)において、全国から4,427校がエントリーした中、本校はトップ42校以内に入る「優良賞」を受賞しました。審査対象は、3年AB組のスポーツテストの1年次からの3年間分のデータで、女子については、3年間高いレベルで体力維持ができたこと、また男子については体力の3年間の伸び率が評価されました。12/3に毎日新聞社東京本社の毎日ホールで表彰式が行われ、体育科の教員と生徒代表が出席しました。東京都内の学校で入賞したのは、本校を含め2校のみです。平成11年度から入賞の実績は、実に今回で16回目となりました。
 今後も学校生活全般において、積極的な生徒の活動とともに、体力つくりに取り組んでいきます。

 平成28年度 高校入試 合格状況

 15歳という心身ともに成長した時期に、将来を見通し、自分の可能性を追求する受験の機会は、生徒を大きく成長させます。近年の高校受験は、学力伸長を重視して都立の進学指導重点校の人気は高く、そして都立の推薦入試ではリーダーシップやプレゼンテーション能力が評価される面接や集団討論が取り入れられています。学力のみならず、行事の企画や運営、部活動での活躍、生命科などで考えてきたことを話すなど中学時代の諸活動を総合しての選考は、本校の生徒が得意とするところです。
 進学指導をカリキュラムの一環に位置付け、校内指導だけで受験に対応する十分な態勢のもとで、今年も将来の目標に照らしてそれぞれが合格を勝ち取り、進路を決めました。
28年度(32期生) 高校入試合格状況
〔国立〕お茶の水女子大附属、東京工業高専
〔都立〕日比谷(2名)、国立(2名)、国分寺、駒場(2名)、武蔵(2名)、国際      
〔私立〕早稲田高等学院(2名)、早稲田実業、早稲田本庄学院(2名)、慶應義塾(2名)、国際基督教大学(2名)、桐朋、青山学院(2名)、明治大学付属明治(2名)、立教新座(2名)ほか

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