武蔵野東学園広報 第25号 【オンライン版】    平成19年(2007年)7月19日発行

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幼稚園

  感謝の日

 1学期は、「母の日」や「父の日」がありますが、本園ではお父様お母様だけでなく、広く家族にも感謝の気持ちが持てるようにと、独自に「感謝の日」を定めています。
 子どもたちにとって、家族はかけがえのない存在です。楽しく幼稚園に通ってこられるのは、ご家族に支えられているからです。幼稚園では「感謝の日」を設定することで、ありがとうの気持ちを絵画や製作で表現するようにしています。(年少さんはのり貼りでかわいいケーキを作り、年中さんと年長さんはご家族の似顔絵をそれぞれ描きました。)このプレゼントを通して、子ども自身に自分が一人で生きているのではないことに気付かせたりしながら、いつもありがとうという感謝の気持ちを大切にはぐくんでいます。 
 
~ 保護者の感想から ~
・幼稚園バスから降りてきたら、「ママ、楽しみなものがあるよ!後であげるね!」と、家に帰ると「いつもありがとうございます」と深々と頭を下げて絵をプレゼントしてくれました。
・通園バックの奥底にしまってあったプレゼントをだして「おかあさんごはんをつくってくれてありがとう」と言ってくれた子どもに嬉し涙。

 610名のありがとうの気持ちがさまざまな形で伝えられたのではないでしょうか。中にはあっさりとプレゼントを渡した園児もいたと思いますが、感謝の気持ちはきちんと育っています。園児たちにはいつまでもこの気持ちを大切にして大きく成長して欲しいと願っています。
お父さんお母さんありがとう 子どもたちからのプレゼント

 ☆七夕音楽会☆

 7月3日、5日、6日の3日間、年少から年長までのクラスを縦割りのグループにして組み合わせ、第二幼稚園ホールで七夕音楽会を開きました。
 この音楽会には保護者の皆様をお招きして、子どもたちと一緒に楽しんでいただきました。年少児のかわいらしい歌声や、お母さんに手を振る姿に思わず微笑んだり、年中児のいろいろな楽器を使ったリズム打ちでは自然と手拍子が沸いたり、年長児のハーモニカの演奏には、その成長した姿に大きな拍手が送られたりしました。最後に会場の子どもたちと保護者の皆様で一緒に『たなばたさま』をうたって会を終えました。
 子どもたちからは、「たのしかった」「願いがかなうといいな」「ベルがいっぱい鳴っていたのがおもしろかった」「みんなで一緒にハーモニカするのは気持ちいい」など、心の中には七夕音楽会の楽しかった思い出がしっかりと心の中に残っていました。

年長によるハーモニカの合奏 拍手喝采
 都私幼連より見学

 東京都内にある私立の幼稚園では「東京都私立幼稚園連合会」を組織しています。加盟園はほぼ全園で800園を越えています。連合会では加盟している幼稚園向けに毎月、広報誌「都私幼連だより」を発行し送付しているのですが、今回、6月号の記事として、「第一幼稚園のリノベーション」が取り上げられました。
 取材には編集や事務局の方だけでなく、4名の園長先生たちも来園されました。自閉児にとって過ごしやすい保育室、パーゴラのセンター配置、壁のない保育室、乳幼児の親子教室に対しての育児支援室など、様々な観点から見学取材いただきました。学園の大きな特徴でもある混合教育について、自閉児にとっての過ごしやすい保育室から健常児と自然に関われるスペースで子どもたちの動線を考えた自然な形での混合教育がなされているということを強調して紹介いただきました。
 3年に1回の公開保育だけでなく、学園の取り組みは、いろいろな形で、都内の私立幼稚園にも紹介され、混合教育の理解への切っ掛けとなっています。

掲載された都私幼連だより

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