第2回保護者・支援者向けセミナーを開催しました 



 今回は、筑波大学の征矢英昭先生をお招きして「楽しく豊かな運動で脳フィットネスを高めよう」というテーマで講演をしていただきました。
前半は、低強度の運動、楽しい軽運動による脳フィットネスは快適な気分になれるだけでなく、持続力(スタミナ)や認知力、レジリエンスなどを高められるということについて詳しくお話いただきました。
 後半では、征矢先生が制作された「スローエアロビック(2018年 NHK出版)」からフリフリグッパーという、曲に合わせて参加者全員で歌いながら行う軽運動を行い、TDMS-ST(二次元気分尺度)という検査シートを使って、運動前と運動後の心理状態(気分)の変化を比べる体験をしました。活性度、安定度、覚醒度、快適度などを指標とした測定値を算出してみると、ほとんどの方に軽運動後の活性度や快適度が上がったという結果が出ていました。
 参加者からは「今回は、子どもに運動の苦手さ、継続の難しさがあるために受講しましたが、自分や家族の運動についても考えるきっかけになりました。」「ノリのよいリズムが流れるだけで同じ動きをするにもこんなにも気分が変わるのかと実感できました。」などの感想が寄せられました。
 次回2月4日の第三回セミナーは、定員充足のため募集を締め切らせていただいております。ご了承ください。

教育センター  情報ID 82140 番  掲載日時 11/18/2022 Fri, 17:41