まねっこするよ! 


おんなじだね!

4月から新年度に切り替わり、どのお子さんもみんな、ひとつ上の学年に進みました。新しい教室、新しい先生、新しいお友だちと、楽しいことが盛りだくさんな反面、わからないことや慣れないことも多いのがこの季節です。環境の変化で、疲れやすくなっているお子さんにも多くお会いします。
言語プログラムの中では、特に初対面のお子さんに対して、担当者がお子さんの真似をすることがあります。お子さんの動き、姿勢や発声をそのまま模倣して反応をみながら、好きなものや興味のあるものを探って信頼関係を築いていきます。
一般的に自分と同じ動きをする人に対しては親近感を抱きやすいと言われますし、自閉スペクトラム症のお子さんに関しては、「自分の真似をする人を気にかけるようになり、自分から関わろうとし始める」、「自分の真似をする人に対して、よく見て真似をするようになる」という研究報告も出ています。
初対面で緊張しやすいお子さんや、人への関心が低いお子さんには有効な支援方法となる場合があります。ご家庭でも取り入れてみてはいかがでしょうか。

upload2018  情報ID 81999 番  掲載日時 04/20/2022 Wed, 08:48