「乗れるようになったよ!」 


2人とも見事に目標を達成できました!

春休みを利用して5日間の自転車教室を開催しました。今回は、小1と小4の子どもたち2名が補助輪なしで乗る目標に挑戦しました。初めは不安と緊張で全身に力が入り、ペダルに足を乗せることもハンドルを動かすことも難しい状態からのスタートでしたが、一漕ぎまた一漕ぎと練習を積んでいきました。
自転車練習は、ハンドルを握り、小さな椅子に座ってペダルをこぎ続け、進むコースに視線を向け、バランスをとって進む、といった同時にいくつもの機能を使う活動です。また、歩いたり走ったりといった日常の移動速度を遥かに超えるスピードの中で、目や体の各部に飛び込んで来るいろいろな感覚や情報を処理しなければなりません。自転車に乗る練習は、もはや運動療育と言っても過言ではないでしょう。
練習を続けていくうちに、子どもの背中に置いた補助の手がフワッと軽くなる瞬間がやってきます。「乗れた!」子どもと無言で気持ちが繋がる瞬間です。そこには、初めた頃の不安な顔つきはどこにもなく、風を切って走る喜びと自信に満ちた最高の笑顔がありました。

upload2018  情報ID 81989 番  掲載日時 04/12/2022 Tue, 13:23