小さい文字を書いてみよう 


□からはみ出さないように…
しっかりと手を添えて!

 ラーニングプログラムでは、それぞれのお子さんのニーズに応じた指導をしています。ひらがなの学習に取り組んでいる場合は、清音や濁音の読み書きができるようになったら、次は拗促音の練習です。はじめのうちはマス目に十字線のヒントが入ったプリントを使って、小さい「ゃ、ゅ、ょ」や「っ」を書く際の正しい位置と文字の適切な大きさを学びました。練習を重ねるにつれ、マス目やヒントがなくても正しい場所に適切な大きさで文字を書くことができるようになりました。さらに、自分が書いた文字を読み上げるという作業をセットにして練習することで、拗促音を読む力も並行して培うことができました。

 文字を小さく書く時は、通常の書字と比べてより細かな操作性が求められます。そのため、鉛筆を持つ方の手につい必要以上の力が入ってしまって、書いている途中でプリントがずれてしまうことがあります。その場合は、プリントがずれないように、反対の手でしっかりと押さえて取り組むと、書字に安定感が出てきます。

 ラーニングプログラムでは、読み書きや計算などの学習スキルだけでなく、座り方、鉛筆の持ち方、プリントへの手の添え方など、学習をするうえでの基本的な姿勢についてもトレーニングしています。


教育センター  情報ID 81775 番  掲載日時 12/20/2021 Mon, 16:38