第2回保護者勉強会を開催しました 


「伝わる言葉かけのヒント」
「遊び・工作を通して図形の理解を深めよう」
図形センスを育む玩具の紹介

10月27日(水)に第2回保護者勉強会が開催され、31名の保護者の方々が参加されました。
 第1部は、言語聴覚士の服部と長田が「伝わる言葉かけのヒント」というテーマで話しました。言語プログラムでの実践から、なぜ大人が日常的に使う言葉は子どもに伝わりづらいのか、子どもに伝わりやすい言葉のかけ方についての説明がありました。また、日常生活で保護者が習慣化しておくとよい内容について、具体例を挙げながら解説しました。

 第2部は、髙橋が「遊び・工作を通して図形の理解を深めよう」というテーマで、幼児期から家庭で取り組める図形あそびを紹介しました。小学校6年間の算数で図形を扱う内容は多くありますが、紙面上での学習の前段階として、具体物を使って手を動かすことで平面から立体へと理解が深まることをお話ししました。保護者の皆様にも実際に、大きさが異なる三角形のパズルで図形を作ったり、ストローとゴムを使って立方体を作ったりといった体験をしていただきました。

 参加者からは「つい雑な声掛けになってしまっているので、コツを押さえてお互いにわかりやすい言葉でコミュニケーションを取ろうと思いました。」「図形の活動では、実際に手を動かすことで、自分の子どもが苦手としている‘‘お手本を見て同じように作る’’が自分にとっても意外と難しいことを感じ、意識が変わりました。」などの感想をいただきました。

 次回の保護者勉強会は来年1月20日(木)を予定しています。まだ席に空きがございますので、興味のある方はぜひお申込みください。

教育センター  情報ID 81620 番  掲載日時 10/29/2021 Fri, 16:19