小学校3・4年生のソーシャルスキルトレーニング(SST)教室では、対人コミュニケーションで大切な『質問する力』をつけるために、衝立の奥にあるものが何かを当てる「箱の中身はなんだろなゲーム」に取り組んでいます。
出題者は「はい/いいえ」だけで回答しなければなりません。「どれくらい○○」や「どんな〇〇」といった質問が使えないため、子どもたちはより具体的に、ある程度答えを予想しながら質問をしなくてはなりません。答えにたどり着くためには、中身を予想して色、形、用途などさまざまな視点から質問をしなければならないので、子どもたちは我先にと積極的に発言しています。場面に応じた質問をすることが難しいタイプの子どもも、ゲーム感覚で取り組めるため、楽しみながら質問を考える良いトレーニングとなっています。
教育センター 情報ID 81393 番 掲載日時 09/07/2021 Tue, 17:49 |