校長から3年生へのメッセージ(始業式編) 



 6日(火)始業式の校長の話より3年生に送ったメッセージをご紹介します。

『3年生へ。
 全ての取り組みが本校での最後、まとめとなります。新型コロナウイルス感染症の感染状況によって、今後も通常とは異なる動きが出てくる可能性があります。最後の1年です。先行きが不安定な時期だからこそ、今やるべきことをしっかりやっておくことが重要であり、そうすることが悔いを残さない1年につながると思います。1年生の時、2年生の経験を通して、多くのことを感じ、変化・成長してきたと思います。ぜひそれを活かす1年にしてください。
 そして、卒業後の進路を決定する重要な1年でもあります。進路先を選ぶのは君たちですが、内定や合格を決めるのは、君たちでなく相手の側です。進路活動をしていくと、君たちは選ぶ立場から選ばれる立場に変わります。選ばれる立場になったときに、君たちの力が試されることになります。
これまでの積み重ねができているかどうか、具体的な活動に入るまでにやっておくべきことは何か、確認しておいてください。
 また、進路決定はあくまでも通過点であり、その仕事を長く続けることができるのか、進学してその先の就職に結びつけることができるのか、その先々のことまで意識した活動であることが重要であることを忘れないでください。
 本校は開校以来、一貫してフリーターを認めないという進路指導を展開しています。君たちが卒業する時には、全員が進路先を決定し、卒業していけるよう頑張っていきましょう。
 進路活動は、社会情勢に大きく左右されます。この新型コロナウイルス感染症は、君たちの進路活動に影響を与えることは必至です。厳しい状況が予想されますが、やるべきことは一つ。君たち自身のレベルアップです。』

校長 渡辺 正司  情報ID 80823 番  掲載日時 04/14/2021 Wed, 15:14