2020年度サマープログラムが終わりました!! 


幼児体育:三輪車に挑戦
小学生:友だちにはがきを見せています
中学美術:フォトコラージュ作品

 本日でサマープログラムが終了しました。連日の猛暑中、子どもたちや保護者の皆様が笑顔で通ってくださったことがなによりでした。また、初日に保護者から、「コロナ渦の中、サマープログラムを開催していただきありがとうございます。夏休みの唯一の楽しみです。親子共々、楽しみたいと思います。」とうれしいメッセージカードをいただきました。

 幼児は、南の島のハメハメハ大王をテーマに、クレヨンやのり、ハサミを使って、大王の顔やフルーツバスケットなどを作りました。クラスごとの体育活動では、基本運動の後、円盤、ジャンピングボール、三輪車に乗りました。繰り返し経験することで身体の使い方や器具の操作が上手になりました。
 小学生1~4年は、「手紙の書き方」を通じて郵便局の仕事を体験しました。各フロアーに設置された郵便ポストからはがきを回収し、ひがし郵便局で場所ごとに仕分けして、各部屋に配達をします。配達時は静かに移動し、「郵便です!」と声をかけてドアの横にあるポストに入れます。その声を聞いた子どもたちから「ありがとう」「あっ、郵便だ」などと喜びの声が上がりました。どの子どもも配達されたはがきを手にすると、うれしそうに何度も見ていました。
 最終日は、家族や学校の先生に書いた手紙を実際に外のポストに投函しました。投函した後に、きちんと届くようにとポストに手を合わせてお願いする子どももいました。
算数は、「生活の中の算数」で、学年に応じて身の回りにあるものを実際に測る(量る)実践的な活動を行いました。小3・4年生は、実際にいろいろな材料を量って石鹸を作りました。小5・6年生では、巻き尺を使うことに興味を持ち、保護者と一緒に教室にあるものや廊下に出ていろいろなものを測る体験をしました。今後の生活にも役立つ学習内容になりました。
 中学生は、社会で求められる言葉遣いや電卓の使い方を学習しました。美術の時間には「おかしなミキサー」と題するフォトコラージュ作品に取り組みました。模様をつけた段ボールの台紙に、ミキサーを貼り、その中に自分で雑誌や広告から選んで切り取った写真を貼り付けました。細かい作業にも集中し取り組み、個性あふれる作品に仕上がりました。

 子どもたちが受講している間に保護者講習が行われました。武蔵野東学園の教育、学習・言語・体育指導について、自閉症のお子さんを持つ保護者OBの方の講演、障害基礎年金などの情報、Q&Aセッションなど多岐に渡る内容となりました。講習の合間には、見学時間も設けられ、子どもたちが頑張っている様子をご覧いただきました。

 あっという間に終わりを迎えたサマープログラムでした。12月に行われるウィンタープログラムの募集が9月3日(木)より始まります。ホームページからもお申し込みができます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

教育センター  情報ID 79971 番  掲載日時 08/15/2020 Sat, 17:52