進路指導部からのお知らせ②【福祉就労】 



福祉事業所については、保育園や高齢者施設同様、休業対象にはなっていません。勿論、各事業所の判断で休業や時間短縮、在宅支援をしているケースはありました。
本来はこの時期に役所を訪問するのですが何分にもスピード感が求められる情報収集が求められますので、進路指導部では32期生及び現3年生がお世話になるであろう自治体に連絡を入れて最新情報を得ています。
現状、15自治体で休業が「15カ所」、時短「若干」、在宅支援「20数カ所」となっています。こちらは4月10日現在のデータとなりますので、今後状況変化によって増えていくことも予想されます。特に食品製造や衛生面に配慮の必要な事業所にその傾向が強いと思われます。
この件数は多い!と感じられるかもしれませんが、これは障害児者対象のサービスを提供する事業所の内、一割に満たないものとなります。
勿論、サービスを利用するか否かは、ご本人(家庭)の判断もありますので、休業していなくとも、利用を中断しているケースはあります。
休業要請が出ていないとは言え、障害福祉サービスを継続的に提供し続けている運営サイドには、保護者の強い要望もあるのです。
日中活動の場や生活、移動に関するサービスの継続利用を強く望まれているケースが多いことも後押ししています。
各事業所では、この様な背景のもとにサービスの提供の継続を考えています。
ですが、健康や安全を第一に考えるといった観点に企業や福祉に関係はありません。状況を鑑みて、その利用について考えていかなければならないと考えます。

武蔵野東高等専修学校 進路指導部  情報ID 79596 番  掲載日時 04/13/2020 Mon, 09:58