糊(のり)の話 


姫リンゴを見てみる
のりの感触も面白い
おいもづくり もうすぐ収穫ですね。

爽やかな秋の日差しがさしこむ園庭

年少さんたちは、赤く色づいた姫リンゴに興味津々。
中はどうなっているのだろうと、
先生が切って中を見せてくれました。

穏やかな日差しのなかで、
興味深く眺める子ども達。
のどかな時間がながれていました。

さてさて、
お部屋では☆型や、
さつまいもに見立てたペーパーマッシュに
のりを使った製作をしていました。

年少さんの小さな指そのものもかわいらしいですが、
幼稚園で使用している「糊」(のり)のこと。

スティック糊が一般的なのに、なぜ、古くからののりを使うのかといえば、
それは、幼児の製作にぴったりだからなのです。

指先を使うという巧緻なコントロールが養われます。
ぬるぬるも、嫌がらず楽しくなりますようにと、
触感への刺激もあります。
そして、貼ってからも、乾く前なら
(子どもの気持ちで)少しずらしたりすることもできるのです。

さらには、園まつり製作では、
先生が毎朝小麦粉を溶いて温めて緩くペースト状にした自家製の「小麦粉のり」を利用しています。

小麦粉のりは、普段使う糊以上に、べとべとして、
ダイナミックな製作にぴったりです。
乾けば「はりこ」のように堅くなります。

ご家庭ではなかなか味わえないことを
みんなで楽しみながら、
本人の経験の幅を広げています。


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園長 加藤篤彦  情報ID 61598 番  掲載日時 10/09/2014 Thu, 13:34