今の育ち そして次の育ち 



砂場を片付けている何気ない一場面。
年中さんの今日の砂場で、
何がどう育っているのでしょうか?

・ずっと遊んでいたいけど、
もうすぐクラスの集まりがある。
ある程度の見通しをもって遊びを盛り上げ、
自ら遊びを終えていかれるようにく。

(遊びが楽しくなるには、
遊べる時間の長さが確保されていることが大切なので、
先生たちもいろいろなプログラムがある中で、
工夫してきました)

・遊んだ後は、次のお友達が遊びやすいように
片付けることが大切だと分かる。

(そのことは、クラスの時間に友達同士で、
意見を述べ合い、
自分のこととして考えられるように、
丁寧に合意形成をしてきました)

上記のような例は、教育的な営みのある一部ですが、
その上に立って、

今までは、片付けをしているときに、
みんな一緒にやっているようで、
実は各自がそれぞれに行ってきた片付けでしたが、
今では、どうやったら効率よく、
きれいに片付くかについて、
その場で友達と相談し合いながら行えるように育っています。

○ 今の育ちは、次の育ちへ

みんなが同じ目的を持って、つながり合って、
それぞれはそれぞれでありながら、
実は連携も緊密になっていく年長さんに
なっていくんだなと思った時間でした。


「~し合う」ことの大切さは、
保護者会でもお話した通りです。
年中さんも、相談し合いながら、
片付けを進められるようになりました!
何気ない日常の場面に、
それぞれの育ちが見えているのです。


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園長 加藤篤彦  情報ID 53094 番  掲載日時 03/18/2013 Mon, 11:21