紫峰祭を終えて

2年生 Bさん

 ボストン研修中に担任の先生からメールをいただきました。今年の紫峰祭もステージショーに参加しないかという内容でした。昨年上手くできなかったと思っていた私は、声を掛けていただけたことが嬉しく、一瞬ボストン研修の展示を作るという事を忘れ、参加したいという内容のメールを返信してしましました。ボストン展示を作ることとステージショーの練習を時間が少ないなか両方行うのは大変かもしれない、と気がついた時には遅く、もうすでに参加したいと言ってしまっていたので、両方を上手く進めることができるか心配になりました。
 帰国して一週間目はステージショーの練習が学年活動の時間だけだったので展示物を沢山進められると嬉しく思いました。しかし、結局上手く進めることができず、当日ギリギリまで沢山の先生方に手伝っていただき進めることになってしまいました。その間も用事があり残れる日が少なく、ほとんどの工程を一緒にボストンへ行った友達と先生方に任せて、私はあまり何もできなかった為、申し訳ない気持ちになりました。
 ボストン展示を手伝ってくれた方々のためにもステージショーを成功させたいと思うようになり、しっかりと練習に取り組みました。
 本番当日、同じ学年のステージショーに出る予定の子が熱で休みだと聞きとても驚きました。それでもやるしかないので彼女の出る所にも入らせてもらい、友達と一緒に歩く練習をしました。コミュニケーションを取ることが難しい時もありましたが、顔を上げること、腕組みをして下を向くことなど小声で伝えられた時は嬉しかったです。ショーのエンディングでは笑顔になることができ、笑顔の練習も続けて良かったなと思いました。
 紫峰祭が終わり、片付けの時も自ら仕事を探し談話室と2Aの片付けができました。
 自分が経験したこと以外でも3年生が模擬店の準備をしているのを見かけた時、プロジェクトリーダーの先輩を中心にテキパキと皆が動いていたのが印象的でした。分からないことがある人は自ら聞きに行く姿も見られ、それぞれが別の事をやっているのに一つの目標に向けて協力しているんだという感じが伝わってきてとても良いなと思いました。
 全体的に見て、自分も含めて同じ学年の人も昨年より上手く動くことができていたようで成長を感じました。
 今年の紫峰祭でも更に多くの事を学ぶことができました。来年の紫峰祭はもちろん、他の行事や普段の学校生活でも更に多くの様々なことに挑戦し、先輩方のようにまとまれるようにしていきたいです。

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