第35回   皆様からコメントを頂きました     『壁面完成に寄せて』  

                                                                                                      宮沢 薫/小学校 図工科教諭

 

今回は、後藤 司先生(高等専修学校・美術科教諭)からのコメントを掲載させて頂きます。

壁面の完成を目の当たりにして、自分たちが想像する以上に素晴らしいできであると実感すると共に、かつてない制作期間と制作規模でやっと終わったという言葉が自然と出てきました。

 当初、新校舎の壁面に学園のシンボルともなりうる8メートル四方の巨大なタイル画を制作したく、各園舎の美術部でそれぞれのアイディアを出して欲しいとの依頼を受け一枚のちっぽけなラフスケッチから始まりました。

 私はもともと油絵が専門で彫刻やデザイン、建築などの経験や知識は薄く何より個人制作が基本となっていたため、今回のように巨大な作品を何人もの専門家とともに共同制作を行うことは今までにない初めての経験だったので戸惑うことも多く(HPにもあるように紆余曲折の毎日でした)ありましたが、一つの事をあらゆる角度から考察して形にしていく作業はとても新鮮で面白いものでした。共同制作の大きな利点、それは個人の想像を遥かに超えた発想や表現が可能になるということです。また一枚のラフスケッチからこれ程までのものが完成し今現実のものとして目の前にある。北原先生の言葉の通り、夢は必ず実現します。それを強く実感したプロジェクトでした。

 最後に、各方面でプロジェクトにご尽力いただいた方々には本当に感謝、感謝の一言です。ありがとうございました。また、この企画に携われたことを嬉しく、誇りに思います。またこのような企画が持ち上がった際は、是非、同じメンバーで制作したいものですね。

(後藤 司/高等専修学校 美術科教諭)

 前のページへ      『壁面アートプロジェクト』 トップへ        次のページへ