今回も前回に続き、ご協力頂いた皆様からのコメントをご紹介させて頂きます。
また、今回も2月14日に行われました『北原記念館完成をお祝いする会』にて、全校児童にスライドと共に紹介した壁面アートの話を抜粋して掲載させて頂きます。
今回は、兼田昌治 様(不二窯業梶^タイル貼り付け工程職長)からのコメントをご紹介させて頂きます。
『2000ピース以上にものぼる材料に対し、1ピース毎に施工位置が決まっており、また予備の材料がない為、施工と製品の管理に特に気をつけました。パースを頭の中でイメージし周りのピースとのつながりを確認しながら施工しました。大変な仕事でしたが仕上がった壁を見て充実感が沸きました。機会があればまたチャレンジしたいです。』
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全国規模で展開する不二窯業鰍ウんは、この業界では有名な会社であるこ
とを色々な方からお聞きしました。そしてこの壁面アートの制作にあたり、その中でもタイルの貼り付けや、目地づめ施工のプロフェッショナルな技を持った“職人中の職人!”を送り込んでくださったそうです。
『(2月14日の抜粋より)・・・2005年11月、いよいよレリーフタイルが新校舎に取り付けられました。約一週間で全ての取り付けが完了しました。外からはまったく見えないのですが、2300枚のタイルの裏にはそれぞれステンレスの線が付いていて壁に取り付けてあります。地震がきても直ぐにタイルが剥がれ落ちないように工夫されています。またタイルの重さで壁が崩れたりすることがないようにと、設計者の炭田さんも随分計算したそうです。ちなみに使われているタイルの一つの重さは2キロです。後ろに見本を置いておきますので、落とさないようにそーっと持ち上げてみてください。結構重いです。』
兼田さんたちは、1ピースの重さが2キロもするようなタイル2300枚を間違えることなく貼り付けていきましたが、その取り付けはたやすいものではなかったはずです。壁面の区画ごとに箱詰めされたタイルは足場で荷がほどかれ、図面を見ながらタイルの裏側に通されたステンレスの線を落下防止の心棒に取り付け、なおかつモルタルで貼り付けていくという大変な作業です。
また、壁面の全体像を見ながら貼り付けているわけではありません。一つの箱に入っている数枚のタイルで全体から細部へ、細部から全体へのイメージを把握し、周りとのつながりを確認しながら進めるという、まさに職人技なのです。
完成した壁面アートを見上げながら、「・・・曲線を出す時、単にタイルを図面通りに縦横きちんと貼り合わせていっても、きれいな曲線にはならないんだよ。“勘”っていうのかなぁ〜。」としみじみ話されていた言葉が心に響きました。