コカ・コーラ多摩工場の見学に行きました。席につくと早速、できたてのコカ・コーラのサービスがありました。コカ・コーラもまた他の食品同様、できたてであればあるほど、美味しいものだそうです。
工場見学担当の方より、工場の沿革、歴史、コカ・コーラのビデオの他、製造工程、成分、消費期限と賞味期限について等、また、製造過程において大量に排出される水や資源の再利用(リサイクル)についての説明、質問コーナーでは「新製品がどんどん出ていますが、なくなっていった商品はあるのですか?」「一年間にどのくらいの量を生産しているのですか?」などの質問に対して、とても分かりやすい説明をしていただきました。
「40年も前から“コーラを飲むと歯が溶ける”などと言われているが、日本は食物安全基準が世界一厳しい国なので、本当にそんな事があったら社会問題になるはず。コーラには歯を溶かすような有害な成分は一切入ってない安全な飲み物である。実は、そう言われるようになった原因は…」というお話や、「コカ・コーラは日本国内に33の工場、世界でも2100の工場を持つが、全ての工場で同じ味になるように原料の水から同じ行程で作られている。」というお話など、とても興味深いものばかりでした。
その後、あいにくこの日は稼働している行程は限られていましたが、メインのビンのコーラの製造過程を見ることができました。この工場ではビンや缶などの再利用のための洗浄から製造まで、それは厳しい管理のもとに製品が作られていることが分かりました。(※工場内は撮影禁止のため、見学時の画像はありません。)
ここまでは一般の工場見学と同様の内容ですが、東京コカ・コーラボトリング株式会社広報環境部担当の方のご厚意で、この後、東エコクラブの子ども達のみに、「森の博士」のお話をいただきました。「森の博士」とは、物語やテストなどを通して、森のしくみや役割、森の一生、さまざまな森の姿、さまざまな問題について学ぶものです。人は水がないと生きていけません。その水は森から生まれます。光合成、食物連鎖などのお話を聞いたあと、子ども達一人ひとりに「森の博士認定証」が手渡されました。その他、たくさんのお土産をいただき、皆、大変喜んでいました。この日の見学が「エコ」についての意識をより深めたものと思います。 |