国際社会において、日本人は議論が上手ではないとよく言われます。その議論を、子どもたちが楽しく学べるのがディベートです。また、国際性を養う教育手段の一つとして今後もますますディベートが注目されていくと思っています。
ディベートとは
ディベートとは決められた一つの論題について、肯定側と否定側に分かれて、それぞれの立論、質疑、反駁を行い、その勝敗を競う「知的格闘技」です。
ディベートは討論と違い、議論の目的が「試合の勝敗」にあります。そのため、子ども達は「勝ちたい」という単純で、しかし、強い学習動機を持って議論に臨みます。ディベートから子ども達が得るものは、肯定・否定双方の立場で客観的に事象をとらえる力、立論を組み立てる・筋道を立てて考える力、論点を支える証拠資料を得る情報収集の力、審判にアピールする豊かな表現力と様々ですが、そのどれもが先に述べたように強い動機に支えられていますので、その成長には目を見張るものがあります。
ディベートの学習は4年生の国語のカリキュラムの中に入っています。全8時間の学習で、全国教室ディベート連盟の会員でもある教員が指導にあたります。最後の2時間は、中学生や高校生の「ディベート甲子園」のような大会を開いて、学習のまとめを行っています。
校内ディベート大会
ディベートの有効性から、本校では平成11年度より平成15年度まで校内ディベート大会に取り組んでいました。年1〜2回、3年生以上にエントリーを呼びかけ、ジャッジは担任や専科の先生が行いました。
これまでの校内ディベート大会で取り上げられた論題は以下の通りです。どの論題についても、下級生はその自由な発想で、上級生は緻密な論理で、学年を超えて、かみ合った議論を行いました。