後期前半を終えて 



 20日の終業日、22日、23日のCDE組冬休み特別eパル、22日から25日のAB組冬休み特別eパル、21日、23日、24日の5・6年生冬期講習、そして本日の6年生模擬試験をもって、後期前半が終了しました。

 20日の終業日には、初めに日本だけでなく世界にも目を向け、この1年間で起こった出来事をピックアップし振り返ってみました。
 
 4月には2024年から新紙幣が使われることと、ノートルダム大聖堂の大火、5月には天皇の即位、川崎市の私立小学校の登校時に起きた痛ましい事件、9月にはラグビーワールドカップ日本大会でベスト8になったこと、10月には消費税の10%アップ、ノーベル化学賞に吉野彰が受賞を受けたこと、台風19号による大雨の被害、沖縄の首里城が消失したことなど、子どもたちの印象に残っている出来事もあれば、そうだった!と思い出したこともあり、私たち教師も様々なことが起きた1年間であったことが思い出されます。

 次に行事の振り返りとして、体育祭、学園祭、スピーチコンテスト、スケート教室、3AB組の日帰りスキー教室と、多くの行事を経て、各自の目標に向かって、どの人も頑張ったことを褒めました。
学習面に関しては、IT機器のタブレットを多様に活用した1年間であり、子どもたちの扱いの様子を見るたびに、慣れた手つきや指使いで上手に使用している姿を見るたびに、感心しきっていました。子どもたちには、多くの情報を知ることができるが、その中から、正しい情報やそうでない情報を自分の知識や経験を通して、精査することが必要になってくることを話しました。

 また、12月に行われたスピーチコンテストの感想を話しました。以前と比べてどの子どもたちも上手になっていて、聞き手に分かりやすい話し言葉で心に訴えられるようになってきていることを褒めました。一つだけ気を付けてほしいこととして、昔から「言霊」という言葉あり、発した言葉には魂(気持ち)が宿り、その言葉がきっかけで何らかの影響を与えるので、一つひとつの言葉を大切にしてほしいことを話しました。

 そして、恒例の干支の確認をしました。1年生を皮切りに十二支を発表しました。とても大きな声でしっかりと言えていて、大きな拍手を送りました。その後全員で十二支、春の七草を発表しました。

 最後には、6年生に対して中学校進学に向けて、とても大切な冬休みとなるので、先ずはやるべきことをしっかりと見定めて実行に移すことを話しました。そして、一番大切なのは学校生活をきちんと過ごすことが、目標を達成できる源になることを話しました。

 さて、来年は令和2年の年ですが、十二支はスタートの子年です。「初心忘るべからず」。世阿弥が能楽の修行について言った言葉で、何事においても、始めた頃の謙虚で真剣な気持ちを持ち続けていかねばならないという戒めの意味がありますように、心機一転心新たに子どもたちやご家族の皆さんにとって、新しい年が今年以上の良い年になることを祈念しております。1年間のご支援・ご協力、ほんとうにありがとうございました。

木村 修二  情報ID 79249 番  掲載日時 12/25/2019 Wed, 16:17