授業参観を終えて 



 12月になりました。あっという間に1年が過ぎ去ろうとしています。後期前半もあと3週間です。
先週土曜日には授業参観がありました。子どもたちは、ご家族の方々が参観に来られると、がんばっている姿を見てもらおうと、いつも以上に元気に手を挙げたりしたり、発言をしたり、やる気満々な表情で作業をしたりと、本当に子どもらしい姿を見せてくれます。
 毎回、微笑ましく感じているのですが、保護者の皆様もこのようなお子さまの姿を見て、安心されたのではないでしょうか。

 今回の授業参観では、多くのクラスでタブレットを活用した授業が展開されました。1年生の授業は、i-Padを使っての「プログラミング」です。子どもたちは慣れた手つきで操作していました。
 その後、親子でトライしてもらいました。保護者の方々は子どもに考えさせようと、アドバイスを最小限にしていたようです。失敗もありましたが、どの子も見事にゴールにたどり着いていました。

 親子で協同作業をする授業参観はこれまでにももちろんありましたが、IT機器を使うことは、一昔前には想像すらできませんでした。
 これからの時代はAIが活躍する場がますます広がり、まさに人間の創造の先を行く新しい分野が確立されるのでしょう。しかし、その中心となるのはやはり人であり、それを担っていくのは今の子どもたちです。学校教育も、そんな未来を見据えて新たな教科内容や指導方法、教材を取り入れていきたいと思います。

木村修二  情報ID 79124 番  掲載日時 12/02/2019 Mon, 11:16