楽しかったサマープログラム 


レッツゴー!
目的地まではどれくらいかかるかな
コラグラフに挑戦!

 今日でサマープログラムが終了しました。第1回、第2回とも、連日の猛暑と、迫りくる台風の中、子どもたちや保護者の皆様が笑顔で通ってくださったことがなによりでした。
 年中児は、紙コップを使って双眼鏡を作り、探検に出かけました。廊下に貼ってある野菜を探しながら、「トマトがあった!」「きゅうりだ!」など楽しそうに双眼鏡をのぞき込んでいました。年長児は、南の島のハメハメハ大王をテーマに、クレヨンやのり、ハサミを使って、大王の顔やフルーツバスケットなどを作りました。幼児全員で、夏にちなんだ手遊び歌やダンスもしました。合同体育活動では、日に日に身体の使い方が上手になり、全体への指示を聞いて、動いたり静止したり、担当者の元へ集まったりすることができるようになりました。
 小学生は、学年ごと、また個別に目標を持って、生活の中で活かすことのできる時間や時刻、旅行計画の立て方、カレンダーの読み方、ガイドブック作りなどを学習しました。高学年はコンピュータでインターネットを利用して、目的地までの経路を検索する、自分で旅行計画を立てるなど、より実践的な活動を行いました。これからの人生でも役立つ学習内容になったのではないかと思います。
 中学生は、社会での自立に向けて必要なマナーや、バスや電車などの時刻表の見方を学習しました。美術の時間には「コラグラフ(版に色々な素材を貼り付けたり、塗ったりして作る版画)」にも挑戦しました。まず、台紙の上に各自が自由に考えてレースや緩衝材、ビーズや輪ゴムなど様々な材料を置き、テープで貼り付けました。その上から黒や赤のカーボン紙を挟んでプレス機で圧をかけることで、世界で1つしかない幾何学模様の作品が仕上がりました。
 子どもたちの活動の間には保護者講習が行われました。武蔵野東学園の教育、学習・言語・体育指導について、自閉症のお子さんを持つ保護者の方の講演、障害基礎年金などの情報、その他グループディスカッション、Q&Aセッションなど多岐に渡る講習が行われました。講習の合間には見学時間も設けられ、子どもたちが頑張っている様子をご覧いただきました。
 あっという間に終わりを迎えたサマープログラムでしたが、12月に行われるウィンタープログラムの募集が9月3日(火)より始まります。ホームページからもお申し込みができます。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

教育センター  情報ID 78637 番  掲載日時 08/14/2019 Wed, 16:27