後期前半を終えて 



 19日の終業日、21日のCDE組冬休み特別eパル、22日の5・6年生冬期講習、そして本日の6年生模擬試験とAB組冬休み特別eパルをもって、後期前半が終了しました。

 終業日には、学園祭で展示したノートは、日々の授業で学んだことを記録するだけでなく、あとで振り返った時に自分のための参考書になるようにということと、みんながとても楽しかったバザー、模擬店、東っ子商店、ゲームコーナーなどは、お父さんやお母さん方が準備から学園祭当日まで、みんなに楽しんでもらいたいという思いで、多くの時間を費やしてくださったものなので「感謝の気持ち」を忘れないようにという話を先ずしました。

 次に、学習面を振り返りました。後期前半から全教室に電子黒板が設置されて、視覚から学べることが多くなり、タブレットを使っての授業では、基本的な使い方を覚えるだけでなく、思考力や想像力、推測力、予測力などを伸ばしてきたことを話しました。さらにこれからは、今以上に便利で優れた電子機器の使用を中心とした時代の中でみんなは生活することになっていくので、安全で正確に使用するための技術をしっかりと学んでほしいことも話しました。

 また、今年度のテーマである「自分から」について、9月から12月の4か月間を振り返させました。挨拶、お手伝い、お礼の言葉、明日の準備、友達や家族に対しての気遣いの言葉など、自分からできることはたくさんあり、それが学習力の向上にもつながることを話しました。冬休みは家族の一員として、学習も含めて自ら積極的にお手伝いをしてほしいことも話しました。

 さて、来年は平成最後の年ですが、十二支もラストの亥年です。「亥」は、動物のいのししの象形文字で、ものごとの骨格や核を意味しています。全てが組み立てられた状態を意味しますので、次の十二支につなぐものとして最後の12番目とされました。亥年生まれの人の長所は、「猪突猛進」という四字熟語が示すように、何ごとにも熱心で勇気があり、やり遂げるところです。文字通り、芯が強く滅多なことでは折れません。正義感が強く弱者を守り、強者にもひるまない強さを持っています。

 反対に短所は、頑固で厳しい物言いになりがちなところです。人の話を聞く前に自分の主張をはっきり言うので、威圧的に見られがちです。しかし、裏表が無くすぐに忘れやすいタイプでもあるので、後腐れのない人付き合いができます。根は優しく思いやりにも溢れていて、人の話を聞かないわりには人を信じやすい性格でもあるので、だまされないように気をつけたいものです。

 こどもたちやご家族の皆さんにとって、新しい年が今年以上の良い年になることを祈念しております。1年間のご支援・ご協力、ほんとうにありがとうございました。

木村 修二  情報ID 77653 番  掲載日時 12/25/2018 Tue, 16:26