第3回「支援者のためのセミナー」が開催されました 



 本日はNHK解説委員で学園卒業生の保護者、また武蔵野東学園のアドバイザリーボードのメンバーでもある室山哲也氏をお招きし、「みんな違って みんなイイ ~科学から見た多様性~」というテーマで講演をしていただきました。武蔵野東学園や教育センターの保護者を含め多くの方の参加がありました。

 今回の講演のテーマは「多様性」ということで、地球上の生命が進化の過程で多様性を獲得してきたこと、また多様であることの重要性について様々な例を交えながら話していただきました。発達障害という個性もまた人間の多様性であり、発達障害のある人たちは今まで技術の進化や文化の発展に大いに寄与してきた「文明の創造者」であるとの話もありました。また最後の「子どものためにと思って自分を犠牲にしていては、誰も幸せにならない。互いに支えあいながら、みんなで一緒に幸せになりましょう。」という言葉はとても印象的でした。

 講演に対して、参加者の方々からは「発達障害のことを、もっと大きな視点で考えるヒントをいただけた」「子どもの個性にも意味があるんだと前向きな気持ちになれた」などの感想が多数寄せられました。

 今年度のセミナーは、本日で終了いたしました。来年度も年3回のセミナーを予定しております。ぜひご参加ください。

教育センター  情報ID 76197 番  掲載日時 03/02/2018 Fri, 16:57