幼稚園の運動会は、今年で53回目を迎えます。
東幼稚園を卒園した保護者の方も、最近多くなってきて、時折保護者ご自身の運動会のお話しを聞かせていただくこともあり、大変嬉しく、そして53年の歴史を感じております。
さて、今年は4月5月と天候に恵まれ、運動会に向けての活動も順調に、そして活発に行われています。
その活動を通して、まずは体を動かすことの楽しさを感じ、体を動かすことが好きになり、健康な体づくりにつながってほしいと願っています。
運動会を通して大切にしていることのひとつは、運動会にむけての活動のなかで感じる一人一人の思いを大事にしていくことです。
学年の育ちや個性によって、それぞれ“願い”や“目標”は違いますが、大好きな友達と一緒に、みんなの中で自分をしっかり発揮することで、またやりたい、もっとこうしたい、という子供の思いを、主体的な活動につなげていきます。
そして友達との関わりを通して高まる運動会への思いを大切に、保育を進めてきました。
「晴れるといいね」と、テルテル坊主を作っている年少さん、「もっと入れるぞ」と園庭で玉入れに興ずる（なかなか入らないけど、ちょっと台に上って）笑顔の年中さん、「絶対勝つぞ、オー」のリレー前のクラスコールがどんどんヒートアップ、熱い表情の年長さん、運動会が近付くにつれて、思いが変化したり、心が育っていたりしている様子がうかがえ、嬉しくなります。
クラスの前に掲示されているドキュメントシートの中にも、運動会の取り組みの様子やドラマが担任の視点で記され、運動会への思いが伝わってきます。
運動会にむけて、そして運動会が終わってからも、一人一人の思いを丁寧に育んでいければと思います。
保護者の皆様も、我が子が、みんなが、どんな思いを持って運動会に臨んでいるか、それぞれの物語を経て当日を迎えている事を胸に、応援していただければと思います。
そして、子供達のかなった思い、かなわなかった思い、様々な思いを、運動会を通して感じていただければ嬉しいです。
私達も、ご家族の皆様にとって、かけがえのない思い出深い一日になるように、尽くしてまいりたいと思います。
週末は、雨の心配はなさそうで、安心しています。
一方で、暑さへの備えもしっかり考えておかなければなりません。
保護者の皆様も、当日は水分補給などしっかりされ、熱中症にならないように十分お気を付けください。
また当日は、武蔵野東小学校の5年生の有志児童がボランティアで参加してくれたり、地域の方も応援に来てくださったり、保護者の方にも大道具のお手伝いをいただいたりします。
そして、運動会のはじまりは、レッツのお父さんのオープニングパフォーマンス“がむしゃらダンス”です。
お父さんパワー全開で会場を盛り上げていただければと思います。
子供達を真ん中に、みんなで支え、みんなで作る運動会になりますよう、ご協力よろしくお願いいたします。
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第二幼稚園副園長 情報ID 74465 番 掲載日時 05/18/2017 Thu, 18:47 |
運動会 一人一人の思いを大切にして 
