いつもの同じ幼稚園だけれど 



卒園の間近は、毎年
園の当たり前の日常生活を過ごしながら
不思議な感覚にとらわれます。

春の日射しが降り注ぐ
穏やかな保育室のなんでもない風景が
とても大切な時として見えてきたり

卒園式の練習で
式場に座る年長児の背中に
矜持を感じたり

リレーで盛り上がる
年中児に新しい春の芽吹きを感じたりして

かけがえのない時間の流れの中に
いるのだなと実感します。

園児の気持ちや思いは、言葉ではなく
さりげないその姿にあらわれてきます。

思いを寄せつつ
不思議な感覚とともに
時間を過ごしていたいと思います。




園長 加藤篤彦  情報ID 73880 番  掲載日時 03/08/2017 Wed, 11:20