私達は大切な家族、大切な友達、愛する人を救うことが出来るでしょうか?予期せぬ自然災害や突然の事故で心肺停止に陥る可能性は0%ではありません。そんな不測の事態に備え、体育コース生徒は心肺蘇生法をこの普通救命講習で学びました。救急隊員が到着するまでの数分間の処置が明暗を分けます。ドリンカーの生存曲線では心肺停止からの蘇生率が4分経過で50%,5分経過で25%,7分経過で10%と言われています。そのため、いち早い処置が必要になります。今回の講習では胸骨圧迫は1分間に100回のペース,気道確保の仕方など細かいところまで学ぶことが出来ました。単純だと思っていた蘇生法も実際にやってみると想像以上に体力を使うことに気付きました。体育コース生徒にとって、命の大切さを知る良い機会になりました。
武蔵野東高等専修学校 情報ID 73858 番 掲載日時 03/06/2017 Mon, 14:36 |