園まつりを終えて 〜年長編〜 


「押さえてるよ〜」
イルカの尾、修理中
冬→雪→白いイルカ!

 「“うみのせかい”、大人気だったよ!」「妹が魚釣りと海にジャンプするのが楽しいって言ってた」「弟がここから動かなかったよ」「ママがイルカをクジラと思った」「みんなよく考えるね〜、とママが言ってた」「お兄ちゃんに、どうやって作ったの?って聞かれた」
園まつりが終わった後の最初の登園日、口々に園まつりの話をしていた子供たち。
 自分たちの作ったもので、小さな兄弟やお友達が楽しく遊んでいたことがとてもうれしかったようですし、おうちの方に感心されて誇らしい気持ちも感じたようです。

 さて、こすもす組で楽しく製作したり遊んだりした「うみのせかい」、これからどうしようかという話を投げかけました。製作テーマや何を作っていくかを決めた時のように、片付けについても一人一人が考えて、クラスのみんなで話し合い、納得してみんなで進めていけるように願っていました。

「あと3日くらい残しておいて、その後持って帰る」
  → 自分の作った魚や波を持って帰っておうちの人に見せてあげたい、お話したい
「前の年長さんみたいに、ダンボールで作ったところを切って持って帰る」
  → いっぱい遊んだし、ぼろぼろになってきたから片付ける
「イルカのぼろぼろになったところを直して、遊べるように残す」
  → 季節に合わせて飾ったり、乗ったりできるから
「写真を撮って思い出に残して、片付ける」
  → 作ったものは残しておけないけど、みんなで一生懸命作ったから写真には残したい。
 
 今後どうするか、なぜそうするといいのかを挙げていって、話し合って、合わせられるところも考えた結果、波の部分は持って帰り、イルカは残して修理して装飾したり乗って遊んだりすることになりました。

 ダンボールで作った波をダンボールカッターで解体していく時も、順番にカッターを使ったり、切りやすいように押さえていたりして、作った時と同じように自然に協力している姿がとてもすてきでした。

 たくさん遊んで表面がはがれてきたイルカさん。はがれたところに布テープを貼っていると、ばんそうこうの色に似ていると思ったのか、「イルカをなおしてあげよう。私たち、イルカのナース!」と言っていました。「修理して、色も変えよう」となった時も「イルカのナースだから!」と言いながら白い和紙を貼ったり、優しくなでているお友達もいました。
自分たちで作って、楽しく遊んできたものにたくさんの思い入れがあるからこそ愛着や優しさを持って関わっているのだなと思いましたし、修理してなおしてあげるから“イルカのナース”という発想力や想像力の豊かさに感心した場面でした。

 年長のどのクラスでも、このように園まつり後に作ったものをどうしていくかをクラスのみんなで話し合い、いろいろなアイディアをまとめていってまた、気持ちを合わせて片付けたり新しいものに活用したりしています。
園まつりの製作や、その後の片付けや展開を通して年長児が大きく学んだこと。それは、「クラスのみんなと気持ちを合わせて進めていく」ことなのではないかと強く感じています。


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年長主任  情報ID 73110 番  掲載日時 12/09/2016 Fri, 16:49