心を強くする習慣 



人はいつも機嫌よく過ごしたいものです。けれども、つい落ち込んだりイライラしたりしてしまうことがあります。原因はさまざまですが、自分の心のエネルギーの状態と関係しているのかもしれません。人の心の中では、プラスとマイナスのエネルギーが常に増えたり減ったりしており、それが感情や体調などに影響を与えていると言われています。

プラスのエネルギーを増やすためには、「いい言葉」を口にしてみましょう。それは、「うれしい」「楽しい」「好き」「きれい」「おいしい」などの心が温かくなるような感情を表す言葉のことです。また、「自分を好きになること」も大切です。自分に自信がない人は自分の悪いところにばかり目がいって、落ち込んだり人をうらやましく思ったりしがちです。

人間、誰しも魅力はあるものです。まずは自分自身が自分自身の魅力を認めてあげることです。そして自分の本心と向き合い、本当にしたいことをする時間を作ることも効果的です。「心地よい環境」で過ごしたり、「誰かを笑顔」にしたりすることでもプラスのエネルギーを増やすことができます。

ところで、人付き合いがうまくいかない時、つい相手の悪口を言ってしまい、自己嫌悪に陥ることがあります。そんな時は、常に相手の良い面に目を向けて褒めるようにしてみましょう。すると、徐々に人付き合いで嫌な思いをすることが少なくなってきます。古くから「言霊(ことだま)」という言葉が日本にあるように、言葉は人間関係を築く上での大きな力を持っています。悪口を言ってしまうということは、相手に一方的な否があるわけではなく、自分が発した言葉にも原因があったのかもしれません。

完璧な人間などいませんので、心にプラスのエネルギーを増やす習慣を身につけ、笑顔で過ごす時間を増やすことを心がけてみませんか。

木村 修二  情報ID 72670 番  掲載日時 11/02/2016 Wed, 17:26