【マイコプラズマ肺炎広がる、過去10年で2番目の多さ】 



昨日のニュースで話題になっていた「マイコプラズマ肺炎」。本校でも9月から4名の児童が感染をし、出席停止となっていました。

◆マイコプラズマ肺炎は、初期症状が発熱などの風邪によく似ているため見逃されやすい病気です。また感染症の一つでもあります。感染して発症までの潜伏期間は2~3週間で、非常に幅があるため、いつ感染したのかわからないで状態で感染していることがあるようです。

◆症状は、発熱や全身倦怠感(だるさ)、頭痛、痰を伴わない咳などの症状がみられます。咳は少し遅れて始まることもあり、熱が下がった後も長期にわたって(3~4週間)続くのが特徴です。多くの人はマイコプラズマに感染しても気管支炎ですみ、軽い症状が続きますが、一部の人は肺炎となり、重症化することもあります。

◆感染経路は、主に飛沫感染です。風邪やインフルエンザなどの呼吸器感染症と同じですので、普段から手洗いやうがいをすることが大切です。また、咳の症状がある場合には、マスクを着用するなど咳エチケットを守ることが大切です。

◆マイコプラズマ肺炎には明確な出席停止期間は設けられていません。また、マイコプラズマに対する免疫は、長くは維持されにくいため一度罹ったからと言って安心はできない病気です。早期発見できれば、治療を受けて症状を和らげることもできますし、周りへの感染拡大を食い止めることもできます。また、医師から登校許可がおりても症状が和らいでも飛沫感染を引き起こす可能性は残っていますので、しばらくはマスクを着用して登校するようにしましょう。



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保健室  情報ID 72432 番  掲載日時 10/19/2016 Wed, 18:46