大学受験コース フィールドワーク 


国会前
農水省食堂での昼食
東京駅丸の内口

 私たち大学受験コース3年生4名は、時事問題演習担当の篠原先生引率のもと、9月26日月曜日に霞が関へフィールドワークに行ってきました。このフィールドワークでは、霞が関界隈の散策と東京地方高等裁判所での傍聴、国会の衆議院参議院での傍聴を行いました。

・東京地方高等裁判所での傍聴
 非常に印象に残っていることがあります。裁判員裁判で裁判員の方々が、事件現場の写真を確認する場面がありました。傍聴人には見えないのですが、裁判員の目の前のモニターにはその現場の写真が写し出されていました。裁判員は一般の方々です。その写真を見ていた時には顔をしかめている方も複数いらっしゃいました。精神的にもきつい役割であると感じるとともに、私たちも裁判員に選ばれた時にはそれ相応の覚悟と責任が必要なのだという実感をしました。

・第192回臨時国会 衆議院参議院での傍聴
 国会議事堂で衆参両院の傍聴をしました。衆議院での傍聴では、初日ということもあり、安倍首相の所信表明演説を聞く事が出来ました。「世界一の国を目指す!」という首相の発言に対し、「2位でもいいんじゃないか!」という野次が飛ばされたりしていました。野次の応酬は見苦しいものにも思えましたが、野次という形でその場で発言することも、野党の大切な役割であることを知り、反対意見を発することもこの国を支えるには必要な要素であることを考えさせられました。また、奨学金制度の拡充についても安倍首相より発言があり、若い世代の人たちのことを考えて下さっているんだなと感じました。安倍首相、期待しています!

 私たちも、主権者として政治に参加する年齢となります。また、今後、裁判員として国民としての義務を果たす時が来るかもしれません。日本人として、自覚と責任ある行動をとれる大人にならなければと、強く感じた一日となりました。

大学受験コース 3年 津田 悠介  蓮沼 千尋  情報ID 72068 番  掲載日時 09/27/2016 Tue, 11:13