年長 お泊まり保育 報告 


話し合いの過程・・・
みんな一緒!
楽しいね!

 「お泊まり保育でなにやりたい?!」、「そうめんながし!」、「ぼくはさかなつかみ!」
運動会が終わり、お泊まり保育が近づいてくると、子どもたちの中で自然とこのような会話が聞こえるようになりました。昨年度の年長さんがお泊まり保育の楽しかった思い出を写真に残してくれたり、お話してくれたことにより、今年の年長さんは“お泊まり保育が楽しみ!”という気持ちが強く感じられました。そんな子どもたちの様子をうれしくおもいながら、各クラスでお泊まり係の代表のお友達を決めて、お泊まり保育に向けての活動が始まりました。
 クラスの活動や、一日の流れ、持ち物や必要なものなど、お泊まり保育に関することは子どもたちが主体となって一つ一つ考え、決めていきました。話し合いを始めたころは「これがいい!」、「えーやだよー」、「違うのがいいなー」など、一人一人言いたい放題・・・。“クラスで1つのことを決める”難しさを保育者も一緒に痛感しました。しかし、ここからが年長さんのすごい力。「このままだと決まらないよ」、「そうだね、じゃあこっちでもいいよ」、「みんなはどう?」など、このままだといけないと感じた子が何人かあらわれました。そこから、だんだんと“自分の気持ちに折り合いをつけようとする”子が増えていき、一つ一つ決まっていくようになりました。時には、保育者が手立てを提案してみることもありましたが、ほとんどのことは子どもたちがじっくりと時間をかけて話し合い、決めました。
 そしてついに迎えたお泊まり保育当日!自分の体よりも大きなリュックサックを背負い、
集合時は少しドキドキしている子もいました。しかし、お友達と顔を合わせると“楽しみだね!”という気持ちに変化し表情が明るくなっていくのを見ると、“お友達と一緒だから大丈夫!”という安心感があるんだな〜と感じました。きっとそれは日々の話し合いや生活の中から生まれてくるもの。出発する前にとてもうれしい気持ちになりました。
 名栗元気プラザに到着し、いよいよクラスの活動のスタートです!自然の水の冷たさに驚きながらも、心地よい新緑の中で思いっきり遊んださわあそび、魚に翻弄されながら、みんなが水面ぎりぎりまで顔を近づけ、必死になって捕まえたさかなつかみ、竹のセットや水の流れる角度などを自分たちで調整し準備をして、夢中になって食べていたそうめんながし・・・。普段の生活では感じることのできない大自然の心地よさ、お友達と協力することの楽しさや難しさなど、いろいろなことを学び、感じている子どもたちの姿でした。
 2日間のお泊まり保育を終え、子どもたちの中には“やりきった!”という達成感が強く芽生えたことでしょう。この達成感の裏側には、クラスでじっくりと時間をかけて話し合い、決めた過程があり、“自分たちで作ったお泊まり保育”という子どもたちの想いがあります。保育者がこれ!と決めることは簡単ですが、子どもの主体性を大切にし、じっくりと話し合う時間をもったり伝え合う機会を設けたりすることで、子どもたちは互いに伝え合い、受け入れ合い、学び合っていきます。その「し合う」姿をこれからも大切に見守り、支えていきたいと思います。

 最後に、今回のお泊まり保育では食事の準備から活動の補助まで、たくさんのお父様方にお手伝いをしていただきました。子どもたちが無事に2日間を過ごせたのもお父様方のお力があったこそです。本当にありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。


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さくら組 担任  情報ID 71791 番  掲載日時 09/07/2016 Wed, 16:18