第52回 運動会を目の前にして思うこと 


年少 体操楽しい!いきいきと!
年中 ダンスの後も意気揚々と!
年長 真剣勝負!

 運動会が直前に迫ってまいりました。
天気予報によりますと、当日は運動会日和ということで安心しています。
園庭では自主的にそれぞれの種目や演技を練習している子どもたちの姿が見られ、本番に向けて準備万端のようです。
その光景から子どもたちが運動会を楽しみにしている様子が伺えます。

 運動会では、「体を動かすことの楽しさ」を子どもたちが自ら感じ取ってほしいと思います。
楽しさは一人で感じるより、共感できる相手がいるからこそより強く感じられるのです。
個々の子どもが集団のなかでお互いに関わりながら取り組み、そして楽しさを共感しあう、そんな運動会にしたいと思います。

 子どもたちは多くの保護者の皆様の前でパフォーマンスをします。
かっこいい姿、かわいらしい姿を見てもらいたいからこそ、より一層光る物があるかもしれませんね。
そして、多くの声援や拍手をいただくことで、さらにやりたい、見せたいという意欲に繋がっていくのだと思います。
もちろん、保護者の皆さまだけが見ているわけではありません。
年少から年長までの園児や、未就園児の子どもたちまでさまざまな人たちが見ています。
年少児や年中児にとっては、年長児のかっこよさが見えるのも運動会なのです。
年長さんのようになりたいという「あこがれ」は意欲の源になるのだと思います。

武蔵野東幼稚園の運動会では、各学年の演技や競技がプログラムに盛り込まれています。
年長児は幼稚園最後の運動会ですから、全員リレーには子どもたちも燃えています。
幼稚園の園庭でも何度か対決しています。
そのたびに子どもたちは喜んだり、悔しがったりしています。
1位になれなかったクラスは、作戦会議を子どもたち自ら開いたり、速く走れるように、園庭やホールが空いている時間に自主練習をしたりして、当日の対決も楽しみにしているようです。
このプロセスこそが「学び合い」の大切な場ではないでしょうか。

 最後になりましたが、運動会当日は、レッツのお父様方のオープニングパフォーマンス、また保護者皆様のたくさんの声援で運動会を盛り上げていきましょう。
どうぞ、よろしくお願いいたします。


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副園長  情報ID 70323 番  掲載日時 05/19/2016 Thu, 16:29