今年度の研究活動 その2 


「砂場における子どもの学びと育ち」
「自閉症児の遊びにおける合理的配慮」

 本園では教育重点をもとに、よりよい教育を目指して実践研究を行っています。
今年度は、次の4つをテーマに実践をしていきます。
①子どもの育ちの物語を保護者と共有する
~子どもの育ちの姿からみるコンセプトブック~
②子どもが主体的に遊び、生活するために
~室内環境の充実から~
③砂場における子どもの学びと育ち
④自閉症児の遊びにおける合理的配慮

実践研究には、
教職員全員が全てのテーマにかかわりますが、
取りまとめを担当するグループごとに取り組みの内容をご紹介します。


3つ目のテーマ「砂場における子どもの学びと育ち」は、
砂場において、子どもたちが主体的に環境(素材<砂・水など>や道具<シャベル・カップなど>、友達や先生)にかかわるなかで、何を学び、何が育っているのかということを、学年ごとに園内研修を行っていきます。
 幼稚園の環境は、
その園に育つ子どもたちの遊びや生活に応じて、
よりよく工夫されます。
幼稚園に園庭があることの大切さを、
園庭の一つの環境である砂場に着目し、
そこで育つ子どもの姿を通して、お伝えできたらと考えています。


「自閉症児の遊びにおける合理的配慮について」
 昨年度自閉症児クラスの子どもたちに対する配慮事項を生活、言語などの分野でまとめてきました。配慮事項を言語化することで、担任の先生の工夫点を他の先生とも共有することができ、保育の幅を広げることができました。今年度は、幼稚園教育要領でも大切にされている「遊び」という分野について研究していきたいと思います。自閉症児にとって楽しい遊びとは何か、どんなものに興味があるか、またどのような配慮をすれば子どもたちが遊びやすくなるのかなどを考察したいと思います。


 今年度の研究活動 その1、その2でご紹介したテーマにそって、実践研究を進めてまいります。2月に行われる「先生たちの発表会」では、その成果、まとめをお伝えしますので、どうぞ楽しみにしてください。


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幼稚園  情報ID 69985 番  掲載日時 04/28/2016 Thu, 18:45