今年度の研究活動 その1 


①子どもの育ちの物語を保護者と共有する
②子どもが主体的に遊び、生活するために

 本園では教育重点をもとに、よりよい教育を目指して実践研究を行っています。今年度は、次の4つをテーマに実践をしていきます。

①子どもの育ちの物語を保護者と共有する
 ~子どもの育ちの姿からみるコンセプトブック~
②子どもが主体的に遊び、生活するために
 ~室内環境の充実から~
③砂場における子どもの学びと育ち
④自閉症児の遊びにおける合理的配慮

 実践研究には、教職員全員が全てのテーマにかかわりますが、取りまとめを担当する学年毎に取り組みの内容をご紹介します。


 年少・預かり保育研究部では「子どもの育ちの物語を保護者と共有する~子どもの育ちの姿からみるコンセプトブック~」をテーマに実践研究を進めます。
 「子どもの育ちの物語を保護者と共有する」ことを教育重点として3年目を迎えます。まとめの年となる今年度は、幼児理解をさらに深め、教育の質を向上するとともに、ポートフォリオシート(一人一人の成長の記録を画像や文章で記述したもの)やドキュメントシート(クラスの保育の物語を画像や文章で記述したもの)、ホームページやクラスだよりなどを通して、子どもの学びや育ちを共有することを継続していきます。
 さらに、今年度は、本園の教育について綴ったコンセプトブックを具体的な保育環境、子どもの学び、成長する姿から読み解き、子どもの育ちと合わせて、本園の教育を保護者の方とよりよく共有していきたいと考えています。


 年中・年長研究部では、子どもが主体的に遊び、生活するための室内環境の充実をテーマに研究を進めていきます。
 今年度の教育重点の一つに「幼稚園での生活からの学びと室内環境の充実」とあります。子どもたちが熱中するための空間のあり方、活動を豊かにするための保育室内の道具や素材のあり方、整理整頓のしやすさなど、子どもの必要感に応じながら、生活環境を新たな視点で見直していきたいと思っています。



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幼稚園  情報ID 69977 番  掲載日時 04/28/2016 Thu, 17:34