児童の登校時には、できるだけ学園角の交差点の横断歩道に立ち、交通整理をしたり子どもたちに声をかけたりするようにしています。また、最近は秋が深まり、落ち葉が日増しに多くなってきたので、時間があるときはできるだけ歩道や車道脇の落ち葉を掃くようにもしています。
その横を何も言わずに通り過ぎていく方がいたり、掃いて集めた落ち葉のすぐそばを自転車で通り過ぎ、落ち葉が風に煽られ広がってしまったりすることがありますが、顔見知りでもないのに「ご苦労様です。」と声をかけてくれる方もいらっしゃいます。決してその一言を期待しているわけではないのですが、なにげなくかけられた言葉ひとつで心が温かくなるものです。
そんな時、自分自身を顧みると、きっと何も言わずに通り過ぎて行った一人だったのではないかと、心が狭く余裕のない人間であったことが思い出されて恥ずかしくなり、心の視野を広く持ち続けてなくてはいけないと思い返します。
特別なことではない「当たり前」のことのやり取りが人間関係を豊かにし、きっと住みよい世の中を築く礎になるのだと思います。
木村 修二 情報ID 67369 番 掲載日時 11/02/2015 Mon, 13:58 |