校長の独り言【524】 



働く意味は?
 国語辞典にはこのようにありました。
 はたら・く【働く】 [動カ五(四)]
 仕事をする。労働する。特に、職業として、あるいは生計を維持するために、
 一定の職に就く。

 働く意味には、一般論として次のようなものあります。
・収入を得て生活していく
・将来の不安を解消する
・自分のやりたいことを実現する
・単純に仕事が楽しいから
・キャリアを積むため
・手に職をつけるため

 一番多いのは、「収入を得て生活していく」です。

「プレジデント」誌では日本CHO協会の協力のもと、各企業の人事関係者などを対象に「働きがいのある企業」に関するアンケート調査を行っています。「働きがい」とは、以下の7つを指していました。
1.働く人が、仕事に達成感を感じて、活き活きと働いている
2.働く人が、人材として成長する機会が与えられ、そのことを喜びと感じている
3.働く人が連帯感をもち、お互いに協力する雰囲気が強い
4.経営陣が信頼されており、組織へのコミットメントが高い
5.働く人が自分の仕事にプライドをもって働いている
6.働く人が将来に対して希望をもって働いている
7.多様な人材が登用され、そこから活気が生まれている
 
 文部科学省は、国民に広くキャリア教育に対する理解・普及を図るため、映画『HERO』とタイアップするとのことですが、働きがいを持って、働くことを教えるのは、親、学校ではないでしょうか。
 
 キムタクに頼むなら、私は、「高等専修学校物語」を切望します。

校長  情報ID 65914 番  掲載日時 07/09/2015 Thu, 13:27