校長の独り言【466】 



『小、中学校広がるスマホ制限「長時間使用は異常」「帰宅時安全確保は」首長賛否』
こんな新聞記事がありました。
 
「小・中学生のスマートフォンや携帯電話の使用を制限する試みが全国的に始まっている。愛知県刈谷市が4月から午後9時以降の使用を禁止するよう各家庭に要請したのを皮切りに、横浜市や仙台市でも使用制限を呼びかけている。無料通信アプリLINE(ライン)などを使ったトラブルや生活習慣の乱れを避けるのがねらいで、他の自治体も関心を寄せている。

 刈谷市では市内全21校の小、中学校が保護者と連携して、(1)必要のないスマホや携帯電話を持たせない(2)有害サイトを閲覧制限する「フィルタリング」サービスを受ける(3)午後9時以降は親が預かる-などを学校とPTAの連名で各家庭に要請。新年度から始めた。」

《賛否の状況》
横浜市は、研究者などの調査をもとに「1日1時間以内」と呼びかけている。

埼玉県は、モデル校で、生徒を中心にスマホ使用のルール作りを行うことを決めた。
 
水戸市は、あるものを『使わせない』という指導は難しいのではないか。
     トラブルを回避できるかは子供たちの自律にかかっている。

群馬県は、使用時間が1日5、6時間という子供もおり異常だ。
     学校だけの問題ではない。家庭と連携したい。

茨城県は、刈谷市の成果が表れれば市町村教委と一緒に弊害防止に努める。

埼玉県は、禁止は現実的ではない。良い物を学ぶ手段とすることが大事。

新潟県は、夜間における塾帰りの安全確保から、行政側が一律に制限を課すのはどうか。

 
 本校では、携帯電話普及当初より、生徒の登下校時の安全確保から、完全許可制、授業中(登校から下校まで)の学校預かり、ホームルーム等において、歩きながらの携帯電話の使用禁止、LINEの正しい使い方、睡眠時間の確保等の研修、講話を行い、更には、保護者への啓蒙を行っています。

校長  情報ID 59085 番  掲載日時 04/24/2014 Thu, 08:15