後期前半を終えて 



 今年も残すところ10日あまりとなり、街角はクリスマスのイルミネーションやお正月の準備が始まってきています。本日の校長訓話を終え、明日から冬休みに入ります。校長訓話では重点の「読書」、「スピーチ」の努力した評価とこれからの課題を話しました。とくにスピーチでは、大きな声で相手に分かりやすい話し方をすることが大切であり、そのための第一歩目が「返事」なので、普段から小さな声で返事をしている人は、いざ人前で話す場面になっても、なかなか大きな声で話すことは難しい。だからこそ、普段から大きな声で返事ができるように習慣づけておくことが、いざという時に役立つことを話しました。
 また、元日にいただく「おせち料理」の由来の話をしましたので、チャンスがあればお子さんに質問してみてください。
 話の最後には、クリスマスプレゼントやお年玉をいただく機会があると思うが、決してもらえることが当たり前とは思わずに、感謝の気持ちを持ちながら、有難く頂戴することも話しました。

 昨日は五役のお母様方と学園祭の反省会を行いました。各部(各学年)からの報告の中には、学校側からではどうしても見えにくい事柄や、ちょっとしたトラブルなども報告していただき、来年度に向けての課題を明確にし、申し送りを作成しましたので、来年度もよりよい学園祭になることでしょう。多くの保護者の方々の御協力、ほんとうにありがとうございました。

 長期休みは、どうしても生活リズムが崩れがちです。学校があるときと同じように規律ある生活を送り、学習計画をきちんと立てて頑張らせてください。また、家の手伝いをたくさん行わせることで、家族の一員という存在感が芽生えます。どんなことでも良いのでさせるようにしてください。

 来年は午年です。「午」は「忤」(ご:「つきあたる」「さからう」の意味)で、草木の成長が極限を過ぎ、衰えの兆しを見せ始めた状態を表しているとされています。後に、覚えやすくするために動物の馬が割り当てられたそうです。 馬は「物事が”うま”くいく」「幸運が駆け込んでくる」などといわれる縁起のいい動物です。子どもたち、ご家族の皆さんにとって、これまで以上に良い年になることを祈念しています。

木村 修二  情報ID 57372 番  掲載日時 12/20/2013 Fri, 17:36