校長の独り言【432】 



 本日の校長講話をもって本校も夏休みに入ります。生徒は、部活の練習や合宿、ボランティア活動、3年生は職場見学、オープンキャンパス等への参加と実に様々な活動が始まります。

 早速、7月22日(月)から、第23回全国高等専修学校体育大会が、世界文化遺産に登録されたばかりの富士山の麓にあたる「富士北麓公園」を中心に開催されます。今年も、霊峰富士の麓に、全国の高等専修学校の仲間が集うことができ、大変嬉しく思っています。本校からも生徒33名、引率教員6名、更に、大会役員として私を含め7名が参加します。

 ご承知のように、この大会は、高等専修学校生が高等学校の体育大会に参加を認められないことから、全国の高等専修学校で学ぶ生徒達に活躍の場を作り、スポーツを通して心身の鍛錬を図ることを願い、平成3年に全国高等専修学校協会独自で第1回全国高等専修学校体育大会を開催し、全国の仲間の手作りで毎年継続している大会であります。

 今では、文部科学省、山梨県、富士吉田市、富士河口湖町、社団法人山梨県専修学校各種学校協会、財団法人JKA、更には協賛企業の皆さんのご支援を頂き、体育大会が開催できるまでになり、本当に嬉しく思うと同時に、役員の一人として多くの皆さんに感謝の気持ちで一杯であります。

 何よりも、6月22日、ユネスコの世界遺産委員会は、「日本最高峰の富士山は山岳信仰の対象であり、浮世絵など多くの芸術作品に描かれるなど、芸術文化を育んだ山として高く評価」し、富士山(山梨、静岡県)を世界文化遺産に登録することを決定しました。ですから、今大会は、参加する生徒の皆にとっても、記憶に残る、また思い出に残る大会になると確信しています。
 
 生徒の皆には、支えて頂いている多くの方々への感謝の気持ちを忘れず、各競技でベストを尽くし、多くの仲間との友情を確認することを願っています。

校長  情報ID 55156 番  掲載日時 07/19/2013 Fri, 10:21