第二回保護者勉強会が開催されました 


発達検査の結果の生かし方
ねん土で遊ぼう

今回は発表内容が三つと、盛りだくさんな内容でしたが、座学だけでなく体験型のものも多く、保護者の皆様にも楽しんでいただけたのではないかと思います。
まず初めは大澤から『発達検査の結果の生かし方』というテーマで、WISCーⅣの結果から分かることと、その支援方法について、事例を交えながら説明がありました。子どもの特性に合わせた指導方法が提案され、家庭学習の参考になったのではないでしょうか。続いて北川の発表では、『ねん土であそぼう』ということで、保護者の方々にも参加していただき、粘土を用いて顔を作りました。手から入った情報は、脳のさまざまな部位で処理されるため、手を使うことで、脳が活発に働くといわれています。粘土に限らず、日々の生活の中でも、手を使う機会を増やしていきたいものです。鈴木からの『家庭でできるストレッチエクササイズ』の発表では、股関節を柔らかくする方法や、ポールを用いて、背中や肩周りの筋肉をほぐす方法が紹介されました。言葉で理解したり、意識的に体を使ったりするのが難しくても、手具を用いることで、簡単に筋肉をほぐすことができます。
実際に体験することで、普段の療育のねらいや効果をより深く理解していただけたのではないかと思います。

教育センター  情報ID 54740 番  掲載日時 06/27/2013 Thu, 16:44