マナー 



 5月29日~30日、1・2年AB組宿泊学習の引率に行きました。1年生は小学校に入学して初めての宿泊のためか、何人かの子どもは涙目になっていました。保護者の方は、後ろ髪を引かれる思いだったでしょうが、バスが出発すると友達と楽しく時間を過ごしていました。

 宿泊学習は子どもたちの生活力が窺える機会なので、とても貴重な時間として捉えています。とくに食事のマナーなどは、ご家庭における経験(躾)の多さが表面化されるものです。中には、割り箸の割り方が分からずに隣の友達にやってもらっていた子や、飲み物のお代わりをして、自分の場所に戻りながら飲んでいた子もいました。

 テーブル(食事)マナー、パブリック(公共)マナー、ビジネスマナーなど、世の中にはいろいろなマナーがあります。マナーとは本来、「他者を気遣う」という気持ちの表れであり、相手を不快にさせないよう一人ひとりが考えを巡らして行動するものです。決してマニュアル化するものではないのですが、小さいときからマナーを教えていくことが、相手を気遣う心が育つ手だてとなるよう、活用していくのもいいですね。

 今週の7日(金)は、第50回日私小連東京地区教員研修会があります。主題は「21世紀における私学教育の実践」ということで、立教小学校へ研修に行きます。この会は東京都の私立小学校54校(加盟校)より、約一千数百名の教職員が集まり、公開授業見学や教科ごとの分科会研修に参加し研鑽を積んでくる一日です。

 来年度(平成26年度)は、東小学校が会場校を引き受けさせていただくことになっています。多くの先生方に東小学校の混合教育、ならびに子どもたちの様子を見てもらいたいと思っています。保護者の方には、これまで以上のご理解とご協力をいただくことになるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。

木村 修二  情報ID 54256 番  掲載日時 06/03/2013 Mon, 19:05