校長の独り言【422】 



 昨日、3年生がハワイからいっぱいの思い出を持ち帰ってきました。
 
※武蔵野東学園むらさき会会報「可能性をひろげて」2006年7月発行号より
「ハワイ修学学習に思う」  高等専修学校 校長 清水信一

 恒例の高等専修学校第三学年のハワイ修学学習が、今年度も五月一四日(日)から四泊六日の日程で実施されました。当然子どもたちの命を保護者の皆さんからお預かりしての不眠不休で、かつ大好きなビールも飲まない六日間ですが、この六日間は、私にとって最もこころが癒される時であり、武蔵野東学園の教員で良かったとつくづく感じる瞬間なのです。
 
 何故ならば、少子化に加え、教育現場においては学力低下・不登校・高校中退・学級崩壊・犯罪の低年齢化等の問題が日々マスコミで報じられています。この問題解決の為に、大阪府では府立高校に、まだ人数は少ないのですが、障害のある生徒の積極的な受け入れが始まりました。何故でしょうか。混合教育によって「こころの教育」、「人間教育」の推進を計りたいからなのです。この様な時代背景の中で、いろいろな個性をもつ生徒が本校に入学し、本校での二年間の混合教育で培われた「こころ」とその「人間力」が、この六日間の生活の随所でそれも自然なこころの通い合いを目にする度に、私が最もこころが癒される時であり、武蔵野東学園の教員で良かったとつくづく感じる瞬間なのです。
 武蔵野東学園の混合教育・・・最高です。

 ハワイ学習を終えた後は、約束通り、今日からしっかり頭の中を切り替えて、各自が自分の将来のために、進路決定に向けて邁進していきましょう。

校長  情報ID 53935 番  掲載日時 05/17/2013 Fri, 09:30